先日の出前講座で大学生に繰り返して伝えたこと。
「私の母校は追手門学院大学である」
もしかしたら大学名を知らない学生さんが居たかもしれません。
去年の受講者アンケートでは、私のことをエリートと勘違いしているものが沢山ありました。
こりゃいかん!正しく伝えねばってことで今回は冒頭の挨拶含め3回母校の名前を繰り返しました。
「話を聞いている君たちの方が僕より偏差値高いんだよ」
ここが大事だったんです。
うちの職場はプロ集団で、経歴を訊ねれば華やかなものばかり。
知名度抜群の前職などなど
まさに百花繚乱!
でもね、私の経歴に華はないし、お客様相談室に学歴はあまり関係ありません。
なぜなら、私のやっている仕事は教科書に出てこないし体系化されていない分野だからです。
案件はケースバイケース。
似たような事例はありますが、様々な要素を鑑みます。
誰もやったことないことを都度判断しているんです。
未知の分野を取り扱う時に必要なものは、学歴よりも興味関心だと思います。
その事象、お申出者の属性、過去事例を深く深く読み解いていくことが大切な仕事です。
事例はあっても、前例はなく、失敗例も成功例もありません。
常に新しいことが目の前で起こります。
誰も経験していないですから、上司や社長の考えはアテになりません。
アドバイスしてくれたとしても、たいていは間違っています。
誰もやったことない分野は誰でも挑戦できます。
挑戦すれば、上手くいくこともあるし手痛いこともあります。
手痛いことがあれば、新しいことに気づけます。
手痛いことがあれば、もっと良いやり方を考えます。
手痛いことと工夫を繰り返せば精度が上がり、上手くいくことが増えます。
これが自信になります。
これからAIの時代がやってきます。
今までの「記憶して回答する」仕事は淘汰されるでしょう。
この国における失敗は、
戦前も戦後も「より多くを記憶して回答できる人を選んでエリートに据えたこと」
です。
記憶の大小よりも、記憶と記憶を結びつけて創造できる人が活躍できる時代は目の前まで来ています。
通う大学の名前によって企業説明会に招待されないこともあるでしょう。
理不尽な扱いを受けて悔しく思うこともあるでしょう。
そんな些細なことにめげず、新しいことに挑み続けて欲しいと切に願っています。
学歴なんざ屁のカッパです。
昨日のworkout
スイム3km
ラン11km
補強10分
ロングライドのリカバリーで朝は軽めジョグ。
午後に一雨来るんで、通勤ラン。
代々木公園は、気合い入りまくりのメーデー参加者。
オスプレーやらなんやら大きなハリボテ積んだトラックだらけ。
最近のメーデーは、こんな感じなんですね。
夕方は通勤ランからの週一スイム。
全然速くならないのは頻度少なくて一回が長いから。
効果無いって分かっているのにダラダラ泳ぐ自分が憎い。
いや、甘やかしているだけかな。