アカデミー主演男優賞と脚本賞を受賞した作品で
ずっと観るのを楽しみにしていました。
兄の突然の死をきっかけに故郷に戻ることになった主人公、リー。
心が壊れるほどの辛い過去。
家族も友人も過去と一緒に置き去りにした街は、何年経とうが忌まわしい出来事を思い出させ
周囲の人々も忘れることはなく、ただただ息苦しいだけの場所。
見所のひとつは、主人公を演じたケイシー・アフレック。
影があって短気でイケてない男を演じきり、後見することになった高校生の甥のチャラさが
イケてなさを更に際立たせています。
人は人を傷つけもするが癒すこともできる。
そんなメッセージを感じる作品でした。
土曜日150kmライドの後に予約して観たんだけど足が伸ばせず難儀しました。
良い映画は万全の体調で臨みたいものです。