8/1多くの方の耳目に触れたタイトルのニュース、「代々木公園サッカースタジアム構想」
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170801-OHT1T50007.html
(記事抜粋)
複数の民間事業者が渋谷区の都立代々木公園内にサッカー専用スタジアムをつくる構想で、多機能を備えるアリーナ型を検討していることが31日、分かった。同公園内南部の球技場と織田フィールド(陸上競技場)周辺に4万人規模を計画しており、2020年東京五輪後に着工し、25年までの完成を目指す。
(抜粋以上)
スタジアムを新設することは良いが、その予定地に織田フィールドが入っている。
これが非常に良くない。
2020年東京オリンピックの開催をきっかけにスポーツ振興したい(盛り上げたい)という思いは同意する。
しかし、そのために織田フィールドを無くして良いのか?
絶対に違う。
織田フィールドは、実業団選手はもとより、学生や多くのアマチュアランナーが集い、
毎週の無料開放日の夜は大盛況でみんなに愛され利用されていることが分かる。
(冒頭の写真が、織田フィールド)
これこそがスポーツ振興だろう。それを蔑ろ(ないがしろ)にしてサッカースタジアム、コンサートを開催できるアリーナを作るとはどういう了見だ。
不届きも甚だしい。
サッカースタジアムが不足しているのか?否。
2kmほどの場所に建設中の国立競技場がある。陸上用トラックを省きスタジアムにしただろう。
オリンピックを頂点とするアスリート育成がスポーツ振興の根幹か?否。
スポーツは生活に刺激を与え、健康な身体づくりと生活習慣は医療費抑制、社会負担軽減に貢献する。
世界に通用する選手を育てるにしてもサッカー偏重はよろしくない。
複数のスポーツを親しみ、自分の好みや才能に気づくプロセスこそ大切だと私は考える。
愛好者の裾野が広ければ広いほど頂点は高くなる。
遠く異朝をとぶらえばアメリカ大リーグ、欧州サッカーで活躍する日本人選手。
近く本朝をうかがうに関西シクロクロス(そこ出すか!)
とにもかにくも易く取り組める環境こそがスポーツ振興の肝であると私は信じて疑わない。
サッカーもランニングもスイムも他のすべてのスポーツが等しく親しめる環境整備を切に願う。
昨日のworkout
バイク(ローラー)42km
ラン4km
朝はしっかりローラー。
夜は来日VIPと渋谷の権八。
それ以上に10年前に読んだ『タフ&クール』の著者、長谷川耕三氏のお店って事で感慨一入。
私にはもったいないお店でした。
お仕事なので写真はないよ。