ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(レースレポート)トライアスロンさぎしま 年代別4位 総合20位

ランで失速して入賞逃しましたが、

コリアに向けて得るものがたくさんありました。

同僚の前でかっこいいところ見せられなかったのは残念ですが、

世の中そんなに甘くないですね。

【スイム 1.5km 30分51秒】

湾内を三角形に1500m泳ぐコースで、折り返しのブイが大きく見やすい。

ブイの背景にも目印になる山があり、流れもないので蛇行はしにくい。

時間いっぱいアップして、バタフライで心拍数上げて入念に準備。

アップの途中で発見したマル秘テクニック、

酸素音速肉弾丸?については別途ブログ書きます。

ご期待下さい。

最前列中央からスタート。

5人離れた内側に地元の英雄、福元テツロー選手発見。

不相応な位置取りだったのか?

焦る間も無く10時に一斉スタート。

久しぶりのオリンピックディスタンスで(バイクが2km長いけど)

バトルを避けるため、前後左右を見ながら泳いでみる。

初の試みだったけど、こりゃ確かに良いです。

これまで見落としていた非オープン側と後方確認する事で

無駄な接触は確実に減らす事ができました。

スイムアップは28分台だったけど計測ポイントが遠くて記録上は30分台。

【バイク42km 1時間17分01秒】

佐木島を4周回し、上り坂と海岸沿いの平地が丁度いい感じにミックスされたコース。

落車しそうなコーナーもなく、スピード出て気持ちいい。

小豆島オリーブトライアスロンのバイクコースとそっくりで、

初出場なのになんか懐かしい。

ここでハプニング。

粉飴ボトル落下させてしまいました。

1周目の2つ目の坂を越えて平坦区間

路面は良いのに僅かな段差で

指が外れて落としてしまったんですが、

水のボトルを持っていたので振り返らずにレース続行。

お気に入りのキャメルバッグのチルボトル。

あぁーもったいないって思いましたが、

次の周回で拾えば良いことに気づいて落ち着きました。

そもそもこんなミスするってことは、

どこか落ち着きが足りなかったようにも思います。

気を抜くとすぐにアイアンマンペースになる私。

パワーメーターの確認頻度を上げる事、

コリアまでに修正すべき課題を見つけました。

2周目にボトルを拾い、残り2周回はペースアップ。 

bike 5 

バイクまでは良いレースを展開していました。

【ラン10km 49分10秒】

ランへのトランジット。コリアを控えているので足にマメを作りたくない。

サニーナを塗って裸足でシューズを履く準備をしていましたが、

冒険せずに靴下を着用。

今日はメインレースじゃないからね。

スタート直後、マーシャルに呼び止められる。

ゼッケンが千切れかけて安全ピンで止め直す間にタイムロス。

走り始めたら、横っ腹が張ってきて痛くてまともに走れず。

朝のサラダ。繊維質が多いからガスが出たのかな。

そこに加えて暑さ。

気温は29度ですが、日差しが強く日陰もなくて消耗しました。

run 1 

あまりの辛さに5km手前でウォークブレーク。フルマラソンじゃないのに何やってんだか。

後続に抜かれてもついていく元気なく、

10kmがとにかく長く感じました。

腹の冷え防止にワセリン塗っときゃ良かったかも。

7km過ぎて痛みが治まってきたらようやく普通に走れましたが、

時すでに遅し。

入賞を逃してしまいました(´・ω・`)

普通に走れていたらと思うと悔しくて悔しくて、

得意のランで失速した事が更にショックで凹みました。

【アフターレース】

同僚の応援に気づいたのはゴール手前に1回だけだったんだけど、

話を聞けば1つ目の坂を越えたところでも応援してくれていたらしい。

エアロポジションとっている写真を見ると下りで応援に気づけなかった。

応援ボードまで準備してくれて、

ラップタイムを見て通過を予想しながら移動し、

日陰もないところで

応援してくれていました。

不甲斐ない走りの今日の自分、

本当に申し訳なくって謝りたい気持ちでいっぱいでした。

ゴールしてからは消耗激しく固形物が喉を通らず、

手渡されたプチトマトに手をつけず、

タコ飯弁当は受け取りにも行けません。

ひたすら水やスポーツドリンク飲んで少し回復したところで

近くで採れたレモンを使ったジェラートを食べるのが精一杯。

この山盛りは嬉しかった(300円也)

荷物を片付けしたら閉会式の時間。

せっかく来てくれた同僚はボランティアの仕事もあって

あまり時間が過ごせず船の時間になってしまって

別れました。

佐木島に誘ってくれて出場のきっかけを作ってくれた同僚からメールもらいました。

「すごいアスリートだったことを実感しました。

毎年、大会の応援していますが、

こんなにお手伝いそっちのけで応援したことはありません(笑)

おかげで楽しい夏になりました。

私個人的には充分素晴らしい結果だと思いますが、

ぜひ次回は入賞して表彰台に上がって下さいね。

楽しみにしています。」

この言葉に救われました。自分ではダメダメと思っていても、

応援してくれる人がいるなんて有難いです。

素直に結果を喜んで、そのコンディションの中で力を出し切ったんなら

それで良いじゃないか。

ようやく顔を上げることができました。

同じレースを走った福元テツロー選手。

トラブルに見舞われバイクを押して走る姿を見かけたんだけど、

根性でゴールしてました。

彼ほどの選手ならタイムが全てかと思っていましたが、

レースはそれだけじゃないんですね。

自分のためのレースですが、応援してくれる誰かのためでもあるんです。

速いことが全てじゃない。

色々あり過ぎましたが、気持ちよくアイアンマンコリアに向けて頑張れそうです。