カミさんの職場での話。
放課後の男子トイレで掃除バケツにオシッコが入っていたそうです。
いたずらっ子の仕業です(笑)
さて、皆さんならどうしますか?
生徒集めて犯人探し?
それとも取り調べや吊るし上げ??
カミさんは、みんなを集めてこう話し出しました。
カミさん 「今日な、校長先生と教頭先生に呼び出しされたんよ」
弱々しい声と困った表情を浮かべる(女優!)
生徒達「どうしたん?なんかあったん?」
カミさん「昨日、男子トイレのバケツにオシッコした子がおったみたいなんよ」
生徒達「えー!」
カミさん「帰りの掃除をした時は何にもなかったらしいんよ。で片付ける時に先生の手についたらしいわ。」
生徒達「ギョエ~。汚~。」
カミさん「そやから校長先生と教頭先生が怒ってはってトイレ使用禁止にするって言うてはった」
→ 使用禁止はウソなんですが更に困った顔で話を続ける
生徒達「えー、トイレ使えんの。それ困るわ。」
カミさん 「放課後に学校居るのは誰やろ?」
生徒達「学童の子やな。」
カミさん「男子トイレのバケツやってん。」
生徒達「ほな、犯人は男子やね」
おおよそ犯人の目星はついていたんで、
ここまで皆んなで話して場所を温めてから
その子に話を振る。
カミさん「〇〇くん、どうしたらエエやろね?」
生徒「うん、そしたらみんなで注意してトイレを使うようにしたらエエんちゃう」
カミさん「〇〇くんの意見に賛成の人は手を挙げて。」
生徒達「賛成でーす」全員一致
カミさんの目的は、再発防止。
犯人探しじゃありません。
この一件以来、オシッコのイタズラは無くなったそうです。
このエピソード聞いて、『プロフェッショナルな仕事やなー』と感心しました。
別のお話。
病室に最近親しくなった人がお見舞いに来てくれるらしいのですが、
布教活動まがいの事をするらしく困っているとの事。
本が読みたいって言ったら、手みやげに「目覚めよ」ってタイトルの入信パンフレットを持ってきたそうです。
活字には違いないけど、病室で布教活動って不愉快極まりないですよね。
ストレートに「気持ち悪いから入信パンフレットなんて病室に持ってこないで」と伝えれば良いだけの話なんですが
親しい人の友人で失礼な物言いもできず
困っているそうです。
私がお伝えしたことは、
「布教活動は彼らの善の活動なのでごまかしたり、遠回しな表現は脈ありという印象を与えて益々熱心に話しかけてくるよ。病室に経典持ってこられたら嫌でしょう?」
「熱心に布教する人は純粋な人なので、私は布教活動は要りません、って伝えたらすぐにやめてくれるよ。
理由を話すと議論になるから要らないことだけ伝えれば良いの。
態度を保留にしたらその人は何回も足を運ぶことになって迷惑かけちゃうから、その人のためにシンプルでストレートに伝えてあげて。」
自分のためではなく、
相手のために伝えたらって
遠回しな説明ですが
腹に落ちたようで実行してくれました。
いつも上手くいく訳ではありませんが、
話す事を生業(なりわい)にしていると
伝え方を工夫し、その成果に喜びを感じちゃうもんです。
そんなエピソードを披露し合って褒め合う
変な夫婦ですね(笑)
昨日のworkout
ラン5km
本日より再始動。
写真はタケが焼いたピザ。
土台も手作りで市販品よりもずっしりボリューミー。
パン作りが好きな男子ってポイント高いです(^^)
カミさん、姉ちゃん達も絶賛してます。