オブリーの実話に基づくストーリー。
私たち世代は、リアルタイムで彼の活躍と
UCIとの場外乱闘を見聞していたので
この作品にとても興味がありました。
ところどころフィクションは混じっていますが概ね事実ですね。
見所は、スペシャルバイクの誕生シーン。
まずは、オブリーポジション マーク1(DVD表紙のフォーム)。
ドロップハンドルを逆向きにつけたところからの着想だったんですね。
続いて、足の開き(Qファクター)。
人間本来のあるべき 間隔を思考するために仰向けでシャドーペダリング。
その姿は、<死にかけのゴキブリ>みたいなんですが、バナナ1本分の幅と閃いて
有名なエピソード、洗濯機をバラしてベアリングを取り出しボトムブラケット(クランクの中心軸の部品)に取り付けるんです。
この先進性が堪らなく素晴らしい!
このアイデア満載の自作スーパーマシン、オールド フェイスフルを駆って
1993年に1回目のアワーレコードを達成(51.596km)
続く世界選手権個人追い抜きも制し絶頂期を迎えます。
ところが、オブリーポジションが気に入らないUCI(映画ではWなんちゃらってぼかしていますが国際自転車競技連合)が
明文化されていないルールの解釈を利用してイチャモン(言いがかり)つけまくり。
もうね、そこまでするか!ってくらい
あの手のこの手を使って邪魔してきます。
あれ?なんか最近も日本でこの手の話を見たような…
洋の東西を問わず、こんな輩が牛耳る組織ってのはあるってことですね。
ルール改正でオブリーポジションを禁止されて黙っていないのがオブリーの凄さです。
新たに作られたクソみたいなルールは、
そこで、スーパーマンポジションを編み出した訳です。
1994年に2回目のアワーレコード達成(52.713km)
自転車の設計といい、僅か1年で違うフォームを編み出すことといい、
その独創性は天才鬼才です。
イングランド出身のボードマンと世界選手権とアワーレコードで対決するシーンも目が離せません。
映画には登場しませんが当時ツールドフランスで活躍していたトップレーサーのインデュラインやロミンゲル(ふたりでマイヨジョーヌを取り合ったTop of The Top)がアワーレコードに参戦し
めっちゃ盛り上がっているところに
2000年のルール改正で1972年エディ メルクス以降の記録を参考記録扱い(UCIベストヒューマンエフォーツ)
にして、オーソドックスなバイクでの記録挑戦を促しました。
エディメルクスをもってして挑戦すると寿命が3年縮むと言わせた
アワーレコードにおいて
度重なる不可解なルール改正は挑戦者のモチベーションを大きく下げ
その後新たな挑戦者は現れませんでした。
2014年に<自転車界の生類憐みの令>が廃止されるまで
ずっと冬の時代でしたが、最近はまた賑やかになってきて嬉しいです。
ところどころに古い自転車ファンには馴染みのある名前が登場します。
マイクバローズとか。
名前だけの出演ですが結構重要ポジションで登場しますのでぜひお楽しみに。
他にもUCIの役員となったモーゼル(良い人役)が登場しますよ。
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昨日のワークアウト
スイム3km
バイク35km
ラン9km
朝一泳いでからの病院。
テストステロンの血液検査だけで2時間半待ちで6000円。
結果は1週間後。もうね、全てが嫌い。
時間も金も返してくれーって叫びたいけど疑惑を晴らすための必要経費。
昼にパンチョのナポリタン600g食べられたし諦めるか。。。
帰宅してZWIFTセッテングに手間取り、
こちらも失敗。
Windows10のBluetooth接続が不調。
パワメのPINコードを求められるんです。4iiiiのFAQにも載っていないしお手上げ。
IPhoneは、パワメもケイデンスもリンクできたんでなんでかな?
Bluetoothは諦めてANT+ドングルをヤフオクで格安購入。
時間を大幅に無駄遣いしたけど、いつもの動画見てインターバルやって本日閉店。