みなさま、たくさんのメッセージありがとうございます。
返信まで少し時間を要しますがご容赦ください。
この1年、様々な出会いや本を通して刺激を頂きましたが
中でも印象深いものが2つあります。
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■「LIFE SHIFT ライフシフト」
寿命が100年に届く時代の人生設計について説いた大ヒット本(14万部)です。
親世代(70代)、私たち世代(40代)、子供世代(20代)をそれぞれシミュレーション。
長寿命が人生をどう変えるか、リスクにどう備えるか、どう生きるかを
イギリスの経営学者と経済学者が分析提言してくれています。
誰もが薄々気づいていることですが、親世代の人生設計は私たち世代には当てはまらず、
私たち世代の人生設計は子供世代に当てはまりません。
私たち世代が老後資金を貯めるなんて不可能です。
試算では20歳から毎月給与の17%を貯蓄しないとダメってことで
65歳、70歳でリタイヤできるなんてセレブ~って言われる時代が私たち世代の現実です。
引退後の期間が短くすれば経済破綻は回避できますが
そのプランってのが80歳まで働いて86歳で亡くなる案。
気が遠くなります(ToT)
お金に困らず人生を終えるには「学び直し」で働き続けるか、
運よく(?)平均寿命前に亡くなるしか方法は無いようです。
現在アイアンマンの最高齢完走記録を持つ稲田さんは86歳。
私たち世代では86~90歳エイジでもライバルがうじゃうじゃいて
ハワイは相変わらず狭き門だと残念に思う一方で長くアイアンマンを楽しめそうなことにウキウキ。
そんな生活を手に入れるためにもお金に困らない人生設計を強く意識した訳でして
この本が今後の私の生き方にヒントを与えてくれたことは間違いありません。
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■「禅とハードル」
(以前本書を紹介したブログ)
http://scribbleofbourgogne.blog.fc2.com/blog-entry-3601.html
恐山の禅僧と世界陸上メダリストの異色のコラボです。
一番印象的だった内容は、
アスリートの速くなりたい欲求は絶対に満たされない
ってことでした。
世界で3番を取った為末大氏をもってしても
「勝利を手にしても次の頂上が見えるだけで速いことは充実した世界を与えてくれない。」
それを分かっていても走ることには意味と価値があると。
この示唆に痺れました。
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ちっぽけな存在の私。
頑張っている割に遅い私。
たいして価値のない、語るに値しない人間ではありますが、こころにうつりゆく由無し事を日々ブログに綴り
バタフライ・エフェクトが世界のどこかで起きることを密かに願っています。
皆様にとって2018年が幸多き1年になりますよう、私にも幸多き1年になりますように。
48歳になりました。
昨日のworkout
ラン25km
本日はランニング祭り。
朝ラン、通勤ラン、締めは南蛮でインターバル。
たくさん走りました。
雲一つない青空、良いですね。