TrainingPeaksでヒストリカルデータを眺めています。
今日現在のパフォーマンスと疲労を可視化(見える化)できるので、
・この調子ならレースまでにどこまでパフォーマンスを高められるのか?
・疲れすぎていないか?
が把握できます。
■可視化できるから再現できる
CTLは、過去42日間のトレーニングの影響を数値化したものでパフォーマンスの高さを示します。
この前の合宿はガッツリ練習し過ぎた『異常値』ですから、
その前週7/30~8/5のデータを持ってきました。
年間トレーニング計画(ATP)の期分けでは、Build 1 - Week 1にあたります。
基礎体力作りを終えて身体を作っていく時期の1週目です。
この週を終わった時点でCTLは88でした。
Ironman Philippinesに向けた計画のBuild 1 - Week 1は、4/2~8になります。
この週を終わった時点でCTLは95と近似値でした。
(因みに今現在のCTLは94です)
この調子でいくとHawaii2週間前に積み上げて積み上げて110くらい。
レースは87で迎える事になりそうです。
トレーニングを7月に再開して1ヶ月。
順調に計画をこなし、Ironman Philippinesに臨む状態を再現できそうです。
■疲労をマネジメントする
要するに疲れていたら休む!
これが大切なのですが、休み処が分からないのとオーバートレーニングになって故障する悪いスパイラルを繰り返してしまいます。
ATL(FATIGUI:疲労)は、7日間のトレーニングの影響を数値化(TSSの7日間の平均)したもので疲れ具合の高さを示します。
TSB(FORM)は、昨日のフィットネスから昨日の疲労を差し引いたTSSの残量で身体の負債を示します。
TSBが-30を長期間下回り続けると負債過多で身体が破綻するので、一日も早く脱出できるようトレーニング計画を回復メニューに変更します。
※TSS(TrainingStress Score)は、そのトレーニングがどれだけ自分に負担をかけたか数値化したものです
改めて文字で解説すると、訳の分からない文書になってしまいますね(笑)
■まとめ
このWebサービスは年間12000円程度(ドル払い)です。
Garminのデータを自動連携させているので、マニュアル入力するのはスイムと体重、体脂肪だけです。
機能は限定されますが、無料会員もあるのでGarminを使っているなら一度お試しで使ってみてはいかがでしょうか?
https://www.trainingpeaks.com/
使い始めて2シーズン目ですが、最初は理解できない専門用語が分かるようになり
上記のような現在のコンディションを把握でき、レース前の状態を予測できると
迷いがなくなり精神的ストレスが減るのも嬉しいです。
昨日のworkout
ラン5km
TSB -30だったんで通勤ランだけ。
おかげで今朝は、-19に回復。
追い込んで追い込んで頑張る事をトレーニングと思っていたんだけど、
疲れた状態の悪い動きを脳に刷り込むのってマイナスだと考えます。
フレッシュな状態でトレーニングに臨んで良い動きを刷り込む事も大切です。
これ、為末大さんの受け売りなんですけど考え方を最近改めました。