ブルゴーニュの走り書き

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最新スマートトレーナー乗り比べ @CYCLE MODE 2018

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This post presented you by FLEET http://www.fleet-bikes.com/

2年ぶりにサイクルモードへ行ってきました。
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お目当ては、スマートトレーナーのミドルグレード
ZWIFTの大ヒットで2019年のスマートトレーナー激戦区はここになると思います。

今回は試乗に許された僅かな時間でのインプレですし、
私のn=1で偏った意見ですから
参考程度にしてくださいね。


2019年 買うならこのスマートトレーナー


xplova NOZA
wahoo kickr core

この2台を試乗するためにサイクルモードへ来たんですが、
どちらも素晴らしい出来栄えです。


xplova NOZA
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既に私の周りでは、かなりの話題になっています。
形状は先に発表されたkickr coreそっくりですが、フライホイールがコンパクトです。
総重量は16.5㎏とkicker coreよりも1.6kg軽量でフライホイールの小ささは重量差にも表れています。

フライホイールが軽いと走行感に影響するように思いますが、差は感じません。
傾斜の再現も自然ですし、300wで回しても静かです(というか無音?)
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これで11月30日までは15%オフ(74,800円 税抜)の
先行予約なんですからヒット間違い無しでしょう。

残る懸念は、納期とアフターサービス。
先行予約キャンペーンのおかげで初回ロットは既に売約済み。
次のロットの入荷が12月下旬。
その次のロットは他リージョンでの販売が計画されているため
日本への入荷は絞られる見込みです。

裏技としては、xplova取扱店の予約分を購入すること
11月30日までに取扱店で予約すると15%割引が適用されるそうなので、
すぐに欲しい人はお店に行きましょう。

続いてアフターサービスです。
コンピューターで有名なacer傘下とはいえ、初期ロットのバグは避けられないと推察します。
販売元の日本コンピュータダイナミクスが、どこまで対応できるか?
実績がないので未知数ですが、電子ユニット関連なら台湾送付。それ以外のアクセサリー類などは日本で対応予定とのことです。
初期ロットの品質次第ではありますが、初回ロット完売とその後の反響と対応を
引き続き注目したいと思います。

試乗して、買う価値ありと確信しました。
1か月モニターしてみたいモデルのひとつです。



wahoo kickr core
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kickr のセカンドグレードとして登場したcoreですが、
どのくらいのクオリティか、ここに興味がありました。

2台並べてみるとフライホイールがスリムですが、
乗ってみると自然なペダリングで遜色ありません。
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kicker の注目すべき点は、充実のアクセサリー。
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kickr CLIMB
kickr CLIMBの底はラウンド形状でハンドルが僅かに前後左右に揺れます。
kickr側に揺れる機能はないのでフレームがたわんむのですが、
上り20%、下り10%を再現してくれます。

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本日は、あちこちのブースでant+とBluetooth接続を多用している特殊環境
先に紹介したxplova NOZAもant+用トングルをローラー台の側まで延長接続して
対応していましたが、
こちらもkickrの負荷がワンテンポ遅れて画面表示のワット数になったり
傾斜の再現に支障が出ていました。

ant+同時に複数の端末を接続できる仕様で、例えば腕に装着した
Garmin735で取得した心拍数をサイコンとZWIFTを起動している
PCへ同時に接続することができます。
この機能が悪さしたんじゃないかと推察します。
Bluetoothは1対1接続の仕様なので混線しにくいのですが、
ロードバイクの利用シーンに限って言えばant+に使い勝手の面で劣ると思います。
(特にデジタルガジェットの接続認証時に難儀します)

価格面でxplova NOZAの後塵を拝しておりますが、
kickrは、クオリティとアフターサービス面で信頼できます。
こちらも買う価値ありで、混線の心配のない我が家で
1か月モニターしてみたいモデルですね。



Tacx Flux(もしかして旧型?)
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Fluxの進化版が出たので楽しみにしていましたが、
もしかしたら乗ったものは旧型かもしれません。
それくらい進化を感じませんでした。
音は静かですが、先にご紹介したNOZAとCOREよりも僅かに振動があります。
サイクルモードの会場は雑音が多いので不正確ではありますが、
筐体に手を当てて振動を確認しました。

屋内でローラーをやる場合、騒音よりも振動が問題になるケースが多いので
これは見過ごせない問題です。
一方、Neoは無問題です。
旧モデルですがNeoは完成度が高く、試乗の行列が長く人気健在でした。
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脱線しますが、デモで使ったこのアプリ。
ZWIFT見慣れた私には実写映像が新鮮でした。
大画面も手伝って没入感マシマシです。
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ELITE DIRETO
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ゲジさんの愛機も試乗してきました。
ミドルグレード戦争の勝者的モデルですが、
やはり最新モデルと乗り比べると古さを感じます。
筐体の大きさ、ノイズ、振動、いずれも僅かなものではありますが、見劣りします。
もしかしたら今後投げ売りされるかもしれませんね。
それでも買うべきは、最新モデルだと思います。



GROWTAC

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残念ながら、従来発表されていたカーボンロッドのM1.1と4本ローラーのQ1.1のみ。
早くダイレクトドライブのスマートトレーナーを開発してもらいたいです。


まとめ

NOZAとCOREにかなり肩入れしておりますが、
この2台は率直に良いモデルだと思います。
後は電気系の制御ユニットとベルトに問題が発生しないか、
そして発生した際のアフターサービスが購入の決め手だと思います。

チョイ乗りでは、甲乙つけがたいと申しますか
1か月モニターやってみたいです。
っていうかどちらを買うか迷っています💦