渋谷区立松濤(しょうとう)美術館で春画の企画展があると聞きつけ行ってきました。
うちから歩いてこれる美術館ですが、なかなか来る機会がなかったんですよね。
松濤は、高級住宅街でして(梅宮辰夫さん、アンナさんのご自宅がある)、
その中にあっても存在感バリバリの立派な建物です。
建物の中心部は吹き抜けで、底には噴水があります。
白井晟一の設計でこれを見に来るだけでも価値がありますね。
さて、企画展のお話しですが
元々は春画を中心とした企画展をお考えだったそうですが
最近流行っているので趣向を変えて江戸時代の暮らしぶりと身分と風俗を
大きく捉える内容となっています。
私がお邪魔したのは祝日のお昼。
80歳代の老夫婦に20歳代の若夫婦。
アラフィフの男性2名、女性1名ってな客層でした。
2フロアーに分かれた展示スペースを巡り、
一番最後に春画とご対面となるのですが、
観終わった感想は、なんと申しますか不思議なもんです。
老いも若きもまぐわい、営んでいるんですが
顔の輪郭や衣装のタッチと局部のタッチがまるで違います。
やたらグロテスクで誇張して描いているんです。(男女ともに)
春画や艶絵の目的は学術的にもよくわかっていないようですが、
かた苦しい封建制度の中にあって笑いを求めて作られたという説もあります。
確かにエロいというより笑える絵でもあります。
若夫婦のエッチを見て発情するお爺さんやお婆さん。
神官と神子さん、農作業中の隠れエッチ。
バカバカしい人間の一面ですが、共感できる部分があって
今も作品が大切に保管されているんでしょうね。
(ただのエロ本なら先祖代々保管しませんよ)
渋谷在住なら割引価格(金曜日は無料)です。
教養のために一度ご覧になってはいかがでしょうか。
昨日のworkout
スイム3km
ローラー42km
ラン5km
朝一でスイム、買い出しやら美術館往復ジョグでクタクタ。
昼ご飯食べたら睡魔に襲われzzz
夜はZWIFTでTOW#5。
練習不足で千切れちゃいました。
とりまジャージのアンロックは達成しました。