ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(目黒ぶらぶら)目黒寄生虫館~自転車文化センター

大雨翌日で晴れ渡った東京。
レスト週の最後なので目黒へ行ってきました。
(桜で有名な目黒川を渡り先を急ぎます)



 
散歩のお目当てはこちら。目黒寄生虫館
マイケル・ブース著「英国一家、ますます日本を食べる」で
紹介されていたので興味を持ち、行ってきました。


標本や蝋細工の数々が圧巻。
子どものころにやった蟯虫検査のコレ、
それから全長6mのサナダムシホルマリン漬け。
 
犬を飼っているご家庭ならご存知のフィラリア
こんなのに感染したらそりゃ死んじゃうわ。

 (グロいので拡大して観ないように!)

入館無料で、日曜の午前中に訪れた時は15名ほど入場していました。
意外と人気です。
客層はバラバラで海外の学生、中年男女の友達同士、日本の中学生など様々でした。
運営費は全て寄付で賄われているってことで入場料代わりに寄付してきました。



 
寄生虫館の近くにある神社。
目黒区で最も古い神社で11月の酉の市が有名です。
ちゃんとお参りしました。



 
目黒と言えばコチラ。自転車乗りにとってお宝ざくざくです。

 
2000年のシドニーオリンピック中野浩一氏がケイリンの先導で使用した実車です。
リミッターカットの最強アシストマシン。トップスピードは何キロ出るんでしょうね。

 
今回はツアーオブジャパンの企画展になっていて
実車やバイクジャージが多数飾られていました。
最も興味深かったのは、チームザワーランド(ドイツ・UCIコンチネンタル)

 
このチームジャージを着ていたチームです。
見覚えありますか?

 
コンポーネントは、フル105です。
コンチネンタルチームがですよ。
他のチームマシンを見てもアルテ搭載が2チームありました。

 
それと対比して日本は全てデュラエース搭載。
日本は世界で一番デュラエースを買えるのか、もしくは最も裕福なコンチネンタルなのかな?

マチュア選手でも多数デュラエースを使っていますが
105でも戦えるポテンシャルはあるってことです。

遅い選手がデュラエース使っちゃいけない訳じゃないですよ。
変速がパシパシ決まる快適性は足のレベルとは無関係に快適ですし
電動に至っては、これ無しではレースしたくないと思うくらい良いものです。


 
もう1台興味深かったのが、シマノレーシングのGIANT。

 
市場からほぼ姿を消したインテグラルシートポスト。
まだ採用しているんですね。
この仕様の最大の難点はパッキング。
200サイズ、208サイズとコンパクトな梱包が求められる昨今においては不利です。

同じ理由で、油圧ディスクの普及については私は懐疑的です。
空気噛んだらスカスカだし、オイル漏れたら治すの大変だし、
飛行機で移動する海外Ironmanには不向きに思っています。
ワイヤー引きで油圧ユニットを操作するハイブリッド型の方が良いでしょうね。


【目黒のさんまと坂道】

 
古典落語の「目黒のさんま」をご存知でしょうか?



目黒へ鷹狩に来た徳川家3代将軍の家光公。空腹を感じて、懇意にしている茶屋の主人に食事の用意を命じます。主人は困りながらも庶民の魚であるさんまを焼いて出したところ、家光公は美味しさに驚き気に入りました。
後日、さんまの味が恋しくなった家光公はお城でさんまを食べたいと命じます。
しかし、城の誰もが庶民の魚のことは不案内で調理方法が分かりません。
家光公に大事があってはならんと、あれやこれやとこねくり回されている間に
頭は取られ、小骨は抜かれ、蒸して脂を抜かれたパサパサのさんまとなってしまいました。
これをご覧になった家光公は頭をかしげます。
「これを何と申す」
「は、さんまにございます」
「なに、さんまとな。してどこでとれたものじゃ」
「は、銚子沖にございます」
「なに銚子とな。銚子はいかん。さんまは目黒に限る」

というストーリーですが
家光公が鷹狩の際にしばしば立ち寄った「爺々が茶屋/じじがぢゃや」が
この坂の上にあったそうです。

目黒は江戸時代には鷹狩ができるような場所だったんですね。
そんな目黒ですが、坂が多いです。

坂バカにはたまらないこんな看板もあります。
(フランドル魂に火が付く?)


 
目黒なら普通に走るだけでヒルレーニングになりますね。

 

代々木公園に戻りぶらぶら。
ほんと気持ちいい日曜日でした。

 
昨日のworkout
ノートレ

といっても14000歩以上歩きました。
コーチPからメッセージカード。
早速Facebookメッセージで御礼を送りました。