ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(京都ぶらぶら)建仁寺~安井金毘羅宮~高台寺~二年坂~六道珍皇寺

正月はどこもお休み。

出かける予定はなかったんだけど、せっかくの好天。

ノープランだけど清水寺高台寺方面に行くことだけ決めて

阪急四条河原町駅からスタート。

 

数ある観光地の中から奇跡的に行先がカミさんと一致したのは

前日に読んだ地図帖(図書館から借りた本)のおかげかな。

 

 

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鴨川渡って南座の前から八坂神社に向かう道は大行列。

これは想定内。混雑避けるために、一本南の通りに下って東へ進みます。
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京都ゑびす神社


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人の流れに引き寄せられて最初の神社はえべっさん。

何やら鳥居の前に人垣が出来ていて、近寄ったら鳥居の上に設置されたカゴへ

賽銭を投げている様子。

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これが意外と難しく、3回目の挑戦でやっと成功しました。

(入るまで挑戦してOKだそうです)

 

そこから建仁寺に向かう途中で摩利支天。

「開運」の文字に引き寄せられてお参り。

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境内のあちこちに亥が多数。神様の遣いだそうです。

吉備真備に由来するのかと思ったけど違うようでした。

 

建仁寺

 

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京都最古の禅寺、建仁寺の勅使門の脇から入って

楽神廟で学徳増進のお参り。

 

先に進んで、風神雷神図屛風を鑑賞。

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建仁寺の魅力は、精密レプリカ多数で撮影OKなこと。

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襖絵の雲竜図も実に見事でため息がでるほど。

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法堂(はっとう)の天井画は2002年作。

今はなんの指定もありませんが、300年経ったら平成宗教美術の傑作として

紹介されているかもしれません。

 

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枯山水の庭を愛でてから表へ出ました。

 

 

日差しは温かいんだけど、正月の京都は寒いです。

温かいおそばを食べたかったのですが、大晦日まで全力営業の業界ですから

正月休業が当たり前。
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営業しているラーメン屋があったんで、

Googleマップでレビューを確認。良さそうだったんで入ってみました。

 

■無双心 祇園

 

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見知らぬ土地でお店を選ぶならいつもこの手段を使います。

Googleマップ、万能です。

 

ご覧のように見た目は、真っ黒で蕎麦っぽい。

 

でも、この黒さはゴマ由来。黒酢がちょっぴり入って例えようのないお味。

スープはとろみがついています。まさに無双です。

黒七味と山椒を加えて食べるとまた違う味になります。

汁まで完飲、おいしゅうございました。

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食べログのレビューは低いんですね。なぞです。

 

■安井金毘羅宮

 

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縁切で有名な神社に夫婦で参拝するのはどうよ?

って話もありますが悪縁を切って良縁を結ぶんですから無問題。

恋愛だけに限らず、上司部下、仕事関係、悪縁はいっぱい存在します。

 

(話は脱線しますが、柱が四角い鳥居って初めて見ました)

 

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このお札に覆われた穴をくぐると悪縁は断てるんですが、

その延々と続く長い行列にビックリ。

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世の中、こんなにも悪縁を断ちたい人がいる

(もしくは良縁を求める人がいる)んですね。

ここに行くなら短いスカートは厳禁。パンツスタイルでお越しください。

 

絵馬がちらっと目に入ったんですが、生々しい願いがなくて少しホッとしました。

 

高台寺

 

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ねねの道を通って、北政所終焉の地、圓徳院。

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そしてねねさんが秀吉を弔った高台寺へ。

お寺の名前通り、京都を一望できる高台にあります。


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ここは無料のエリアを散歩しましたが、

大胆にも枯山水の庭を横断するように通路がありました。

すごいレイアウトです。


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護国神社

高台寺のすぐ山の上にあるのが護国神社

明治政府が作った戦没者慰霊の墓所です。

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坂本龍馬中岡慎太郎のお墓があることで特に有名ですが、勤王の志士に天誅組
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木戸孝允高杉晋作久坂玄瑞禁門の変戦没者。。。
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新政府側に偏っていることが気になりますが

太平洋戦争までの戦没者を慰霊している場所。

神社でもお寺でもない宗派を問わない印象でしっかりお参りさせていただきました。

 

 

二年坂


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清水寺に向かって二年坂をあがります。

ここは、京都で最も京都の観光地らしい景色が楽しめます。


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竹久夢二にゆかりのあるお店で美人画を愛でます。

岡山在住時代に邑久町にある生家の近くを何度も通ったんですが

興味がなくて行きませんでした。

(終焉の地は渋谷の吉本劇場裏にあるので行きました)

 

今回は、レプリカ作品の数々を観て、なるほど価値が高いと納得。

恋多き人生に思いを馳せつつ。。。
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純和風のスターバックスを見学して(大混雑であきらめた)

The京都を楽しみました。

二年坂の混雑がひどいので、清水寺の大混雑は想像に難くなく今回はキャンセル。

 

 

六道珍皇寺



怨霊がうごめく都の闇を感じる場所のひとつ。

小野篁(おののたかむら)は閻魔大王の補佐を務め、

あの世とこの世を往来していたとか。
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奥に見える祠の右隣にある井戸が冥界と現世をつなぐ

冥途通いの井戸です。遠く覗き窓から見学するだけで立ち入ることはできません。

 

ここで目に入った絵馬はギョッとする内容のもので

人間の恐ろしさを垣間見てしまいました。

 

 

■SAGAN


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歩き疲れたのでコーヒーブレイク。

こちらもGoogleマップのレビューを頼りに入ったお店です。
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坪庭が見える一番奥の席に通してもらって

マフィンとコーヒーのセット(650円)をいただきました。

うつわも可愛く、古民家を改装した店内もいい感じです。

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SAGANの名前を耳にすると自転車乗りは、「ピーター・サガン」を

想起すると思いますが自転車ロードレースに関するものは一切ありませんよ。

 

サガンのちょっと先に幽霊が我が子に乳をあげる代わりに舐めさせた

幽霊子育て飴が売ってます。どこまで行ってもこの辺りはオカルト的です。
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松原橋


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旅の最後は、松原橋。ここが元の五条橋で

弁慶と牛若丸が出会った「京の五条の橋の上」です。


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鴨川べりを歩いて四条河原町へ帰着。

これで最後かと思ったらスターダックトニーさんのライブに遭遇。
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この仕掛けのついた軽トラでワンマンライブ。凄いね。
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行き当たりばったりだけど、面白い正月を過ごせました。

 

 

昨日のworkout

ラン5kmを含む21266歩


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お賽銭がなくなるほど神社仏閣をめぐりましたが

初詣は地元の岸部神社。2020年スタートします。