ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

股関節痛と内側広筋

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■ 痛みを観察する

 

Namban nightのスピード練習で痛めた股関節。

4日経過したのであらためて部位をチェック。

 

・歩いても痛みがない。

・走ると股関節が痛い。

 

受傷の直前は、強い風と寒さで体全体が強張っていて

内腿が痙攣したような記憶がありました。

 

同じ股関節痛でも、原因は大腿四頭筋か内転筋、ハムストリングに分かれるので

更に細かく観察したところ、内側広筋が疑わしい。

 

■ 内側広筋ってなに?

 

内側広筋は、膝を伸ばした時に膨らむ内側の筋肉で

踏ん張ったり膝を安定させる役割を担っています。

 

痛めた左足は半月板断裂したことがあり、

膝を庇うあまり可動域が狭くなっていました。

それが今回の故障の背景になっていると推察しています。

 

■ 過保護は無用

 

急性期を過ぎたら動かした方が治りが早い部位です。

内側広筋の鍛え方として、肩幅より広げたスクワット、

椅子に浅く腰かけて足の曲げ伸ばし、

膝裏にクッションを当てて押し潰すエクササイズなどなど

たくさん紹介されていますが、この動きはスイムのバタ足に似ています。

未だ内腿が痙攣したままで伸ばせていない感覚が残っていますので

動かしながら解すことにしました。

 

■ アクティブケアとしてスイム

 

リハビリは、いつも通りにスイム。

泳ぎはじめは内側広筋が強張って痛みがありましたが、

泳ぐほどに強張りがなくなって600mで完全に普通になりました。

・水中では浮力を利用して衝撃がかからないこと、

・身体を水平にすることで血が全身に巡りやすくなること、

・全身が冷却されて過度に体温が上昇しないこと、

様々なメリットがあります。

 

通勤の短いランニングとスイムを組み合わせて

身体の衰えを最小限にとどめながら回復をはかります。

 

昨日のworkout

スイム3km

ラン5km