革製品のキズ補修剤を使ってサドルを修理してみました。
浅いキズにはアドカラーを塗付、
深いキズはアドベースで埋めてからアドカラーを塗付します。
硬化する前なら水でのばしたり拭き取ることが可能なので取り扱いは楽です。
1.塗付箇所をマスキング
大きなキズにはマスキングした方が作業が楽です。
テープであれば何でも使えるので手持ちのものでOKです。
2.アドベースで下地づくり
チューブから直接ヘラ(私はアイスクリーム用の木製スプーン)にとって塗ります。
できるだけ薄く伸ばします。
へらは塗り跡が残りやすいですが、半乾きの状態で濡れたウェスで軽く拭くと
表面は滑らかにできます。
硬化時間は10分ですが、私は20分おきました。
摩耗しても下地の色が目立たなくする方法として、
アドベースとアドカラーを混ぜるという手段もありますが
対摩耗性能を観察したかったので敢えて層にすることにしました。
3.アドカラーで色を追加
調色はせずにチューブからヘラにとって塗ります。
小さなキズはアドカラーだけ塗ります。
4.完成
マスキングテープを外します。
補修箇所の段差が気になったのでアドカラーを塗って
半乾きで拭き取ると目立たなくなります。
アップで撮影すると粗が目立ちますね。
600番のサンドペーパーを軽く当てると仕上がりは更に良くなるでしょう。
どうせバイクパンツで擦りますから乗っているうちに整うんですけどね。
こちらが修理前。
横の補修箇所
(修理前)
座面の修理箇所
(修理前)
しっかり皮膜が形成されているので、
どのくらいの対摩耗強度があるか試してみます。
私はアマゾンでアドカラー黒とアドベースとクロスのセット(@999円)を購入しましたが、この程度のキズならアドカラーだけで修理可能だと思います。
なお、オフィシャルサイトでは300円(+送料)、
東急ハンズやロフトにも取り扱いありますので
更に安く入手することも可能です。
昨日のworkout
スイム1km
ラン6km
金曜日は軽め。週末、がんばりますよー。