私にとって戦争とは縁遠いものです。
祖父は足が不自由だったため徴兵検査で不合格。
母方の祖父はフィリピンで亡くなったと聞いていますが、
額縁の写真でしか顔を知らないためピンときません。
両親は揃って開戦~終戦の年の生まれ。
血縁者から戦争の話を聞くこと無く育ちました。
唯一、接点らしい接点が故郷の小豆島に特殊潜航艇基地があったという話です。
今は遊泳禁止となった古江の浜には自転車に乗ってよく泳ぎに行っていました。
浜の奥にある丘に碑があったことを覚えています。
基地跡を見下ろす宮山(みやま)には、特殊潜航艇を型どった碑があったため
回天のような船を想像していたのですが
今で言うプレジャーボートのような形態のものも含まれていたようです。
海に潜ることすらできず、機銃掃射の的でしかないボートで
任務遂行できるはずもなく戦争末期の狂気を感じます。
そんな無知な人生を歩んでいますが、
終戦記念日が近づくと学びの機会を得ようと心が動くわけで
今年はこのマンガに目が止まりました。
特攻の島の舞台は広島県。回天の訓練基地と作戦を描いたフィクションです。
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近代の戦争史において組織的な自爆作戦を遂行したのは、
この特別攻撃のみであるという記述が怖かったです。
戦後75年。遠い昔でありますが
私の生まれた1970年に私と同じ年なら、たった25年前の話。
当時の大人たちは現在よりリアルに感じていたでしょう。
世の中から戦争に対する意識が薄らぐ中で
未体験の者たちであっても想像力を膨らませて
いかに悲惨で、問答無用に戦争反対であることを誓う。
今日はそんな日にします。
昨日のworkout
スイム3km
ラン8km
今夜はスポセンで300m10本。
余裕すぎるペースだけどラスト3本は本気。
何を目指す訳でもなく、さりとてダラダラしない。
この加減が好きです。