やめられず２３時間で一気読み！
著者が１９９０年から体験するジェットコースターの起業家人生を
ギュッと濃縮した１冊です。
ダイヤルQ２に始まり大成功を収める。
資金ショート、社長解任動議、悪烈コンサルタント。
もうね、第一話（１９９２年まで）でも急上昇と急降下を繰り返し、
イベント盛り盛りで自分なら気絶する波乱万丈さです。
こんなことが第七話（２０１６年まで）続きます。
その後携帯電話、スマホ、SNSと舞台を変えながら銀行、投資家、裁判と大立ち回り。
絶体絶命のピンチが何度となく襲ってきて、それでも首の皮一枚で切り抜ける。
創業者追放の憂き目に遭っても次のビジネスを思いつき
仕事を生み出しお金をつくるタフさ。
つくづく自分は緩い世界で生きていられること、
不自由はあっても路頭に迷うこと無いサラリーマンでいられることに感謝しました。
いつだったか縫製工場を営んでいたエナ爺（実父）に、
「お前は社長に向かない」って言われたことがあったんだけど、ほんとその通り。
自分じゃ、こんなピンチに耐えられません。
新しいアイデアだって湧いてこないし。
同じ世代で同じ国に住んでいるのに、
こんなにも世界が違うんだっていう純粋な驚きと
社長って報われないやんって絶望と
じりじりする神経戦を追体験できる面白さと。
生々しい実体験の凄味でページをめくる手が止まりませんでした。
ちょいちょい登場する、友人のーとみん。
彼を見る目が変わりましたよ（笑）
アマゾンでは３５レビューしかついていませんが、
面白さではベストセラーに引けを取りませんので是非ご一読を。
昨日のworkout
ラン１１km
午後は雪混じりの雨。夕方も冷え込んだんで映画タイム。
リーマンショックを描いた作品だけど、
今の世の中とそっくり。
Covidで世界経済が行き詰っているのに株価は上昇。
おかしいだろ。
このバブル弾けるのは間違いない。
では、現代のCDSはなんだろうな。賢い人は買っているんだろうな。
