東京大学卒業と聞いただけでもすごいって思うんですが
主席卒業となるとエリート中のエリート
ぶっちぎりの天才だとイメージするもんですが実際は全然ちがうんですね
普通じゃないけど普通の人
生まれ持った才能は私と大きな差はないんだなぁと読後に感心しました
東大卒のふたりが互いのアプローチから学ぶことを深堀りしていきます
私はどんな本を読んでもトライアスロンに紐付けて考えるクセがあるんですが
最も印象に残った箇所は冒頭P24
自分にあった勉強法を見つける上で自分の特徴をしっかり受け止め
自分が置かれた状況を客観的にとらえたりできない人が多いことに触れる一節です
私が受験生のときに気づいたのは、成績がよかったのに
途中からどんどん成績が落ちていく人がけっこういたことです
(中略)
「努力そのものがたのしくなりはじめると成績が落ちるのではないか」
つまり、勉強ができるようになることではなく、
がんばることが楽しくなってしまうというからくりです
これトライアスリートやマラソンランナーのあるあるだと思います
距離ばかり積み上げて満足する方たちです
距離を積み上げて旅のような楽しみであればOKなのですが
順位を競う、ましてKonaに行きたいってサブエガしたいって口にするのに
結果が出ない練習方法を変えられないって似てますよね
距離踏んでダメージが残れば当然リカバリーの期間が長くなり
練習をマネジメントしにくくなるのに
はなしを学びに戻して凡人の私でも真似できそうなことが多数あります
まず大前提ですが最適な学び方は個々人で違うってこと
だから他人の成功した方法が自分にあうとは限らないので
やり方はこだわらなくて良いんです
学び方は後天的に伸ばすことができて
まなぶ喜びを知ることが基礎になるんです
私は高校時代に日本史だけがめっちゃ好きで
テストに出題されない教科書にも載っていない
平家物語の作者なんてのも調べて覚えていました
入試以外には役に立っていませんが好奇心の大切さを理解できます
そして数ある勉強法の中で自分に最も適した方法に出会ったのが
25歳の専門学校教員時代です
ミスした箇所を書き出してノートを作って過去問を100点取れるまで繰り返す手法で
それ以降の資格取得をほぼ全勝できました
(中小企業診断士だけしくじった)
10代で勉強法を知っていたら違う人生だっただろうと思うんですが
失敗した人生も決して悪いもんじゃないから現状に満足しています
テーマとずれますが東大っていろいろなタイプの学生が集まって
個性に対して寛容な空気があるんですね
とがったり突拍子もない学生でも何でも認めてもらえるし
他人がとやかく干渉しないって憧れます
この雰囲気で学ぶためだけでも東大にいく価値がありそうです
勉強法の詳細よりも東大生を身近に感じられて取り巻く環境が
面白く楽しく読み進められました
昨日のworkout
ラン20km
自宅待機 Day 4
何事もなく静かに仕事
人のいない時間帯を見計らって分割ラン
連日ZWIFT ばかりじゃ飽きました