11月6日で会期は終わったけど瀬戸内国際芸術祭の屋外展示をめぐってきました
小豆島町神浦に足を踏み入れたのは生まれてはじめて
15年も住んでいても行くことのなかった田舎の秘境です
人を呼び寄せるために僻地に作品をつくるなんて素敵な取り組みです
■ダイダラウルトラボウ
巨人が足をで~んと伸ばしてくつろいでいて
視線の先には海が見えます
この設定が素敵です♪
巨人じゃなくてもここで足を止めて海を眺めていたくなる風景です
■ヒトクサヤドカリ
これが見たくて島に帰ってきたようなもんです
空き家に巣食ったヤドカリ
これを思いついた尾身大輔さんは天才です
これまでも木製の昆虫でセトゲーを楽しませてくれた尾身さん
ファンになってしまいました
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
■潮耳荘
波の音を集めてくれる芸術作品
中に入ることもできます
潮騒はよく聞こえませんがこの作品もお気に入りです
■ひとりおどり
ぽつーんと建っているテトラポットのような物体
作品の左手奥には本物のテトラポットが設置されていて
不思議なコントラストを醸しています
コンクリートの塊が見る角度によってはダンスしているように
見えるような見えないような
私にはフィギアスケートのキャメルスピンのように見えました
■自然の目「大地から」
二本のツブキをつないだツリーハウスの作品で
こちらも中に入れます
順路の看板どおりに進むと木の中に大きな空間が広がっていて
木に巣食った野鳥気分を味わえるんです
実際に触れたり中に入って楽しめる芸術作品って良いですね
常設展示なのでいつでも見に行くことができます
不便な場所ですが一箇所に作品がギュッと集まっているのもよいです
なおルートは池田港・ふるさと村方面からがオススメです
旧内海町(うちのみちょう)側から三都半島に入ると道路幅が狭くて
ブラインドコーナーの連続です
島の運転に慣れている自分でもたいへんでした
実家から片道10kmですが結構な山岳コースです
自転車で立ち寄るにも気合入れて挑んで下さい
ランニングには遠すぎて諦めました
昨日のworkout
ラン9km
午前中に屋外展示をめぐってから昼前にジョグ
時間がなかったのでオリーブ公園の風車で折り返し
本日も大勢の観光客がホウキにまたがって飛び跳ねてました
人気がつづいています
小豆島は21時間だけの滞在で
次は21年ぶりの岡山
駅前から何から全て変わっていて浦島太郎状態です
専門学校の教え子たちの同窓会に参加
ロクに勉強もしなかった悪ガキどもが
公務員に、庭師に、ぶどう農家に、家業の時計宝飾品から和服に事業拡大と
みんな良識ある大人に成長していて感激しました
同窓会は10年前から年末の恒例行事として開催しているそうですが
卒業して20年も縁を育んでいるなんて奇跡の集まりです
ロクに社会経験もないし教える技術も未熟だった私
私から学んだことなんて一つもなかったはずなのに誘ってくれただけで
嬉しいです