ウォーキングが脳に刺激を与え活性化させることは知られていますが
脳梗塞を患った83歳に劇的な変化をもたらして驚いています
一命はとりとめたものの高次脳機能障害が残りました
思考と注意ができない状態でリハビリはじめた頃は
1~10を線で全部つなぐことができず
あ行の次に「さ」を書いてました
トイレに行っても ①便座を上げる ②ズボンを脱ぐ ③座る ④用を足す
複数のことを同時に考えられないので失禁もしますし
オムツいじりもするのでオムツやつなぎスーツが必要でした
この時は在宅介護を諦めて回復リハビリ専門病院への転院を希望しましたが
希望者が多く劇的回復を期待できない高齢の父は断られました
(2024年2月)
3月末に退院して自宅で介護サービスを使わずに過ごしていたので
リハビリは行っていません
そこから2か月
距離や頻度を漸次的に増やして現在は1日2回
ダムの周りを1周1.3kmを歩くことが日課になっています
外出するために毎回3階まで階段を昇り降りもしています
1日一緒に過ごしていましたが
ひとりでトイレに行って用を足せます(検尿もひとりで対応)
おしっこをまき散らすこともありません
おむつはしていますが1回だけ失敗したようです
食事はお箸をつかえてコップも掴めます
感覚的には倒れる前の60%まで機能回復しています
要介護3の父を介護サービスを利用せずに在宅介護できるのも
ここまで回復したからです
あくまでn=1ですし若い頃は私と一緒にオリーブマラソンに出場していた
エナ爺だからできたことかもしれませんが凄いことです
今このブログをご覧の方の多数は
ランニングやロードバイクを愉しむ方です
ぜひ趣味を一生つづけてください
足のトレーニングは脳に届きます
すべての健康不安を足の筋肉が解決する可能性を秘めています
昨日のworkout
バイク44km
ラン4㎞
東京に戻ってZWIFT
土日のメニューをスキップしたので
75分のABPで穴埋めしました