ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

男旅 おじさんホイホイなトンテキとトヨタ博物館

 

当初は各務原の航空宇宙博物館を目指していましたが渋滞が酷いし

同じところへ2回行くのも芸が無いってことで予定変更

トヨタ自動車博物館を目指すことにしました

 

ちょうどお昼を鈴鹿で迎えたので高速を降りて

名物のトンテキを食べることにしました

数ある名店の中から営業している来々憲をチョイス

 

ICから工業団地を抜け住宅街に入り

奥まった場所にありますが3つある駐車場は満杯

15分ほど待ってカウンターに通されました

 

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その昔、四日市で働く皆さんに安くてスタミナあふれる料理ってことで

はじまったトンテキだそうですが見た目はそれほどのボリュームはありません


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豚肉本体は油が落ちていますが

落ちた油と濃厚なタレが一緒に出てきて

付け合せのキャベツはファットリッチでコテコテ


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八丁味噌の味噌汁にも脂身たっぷりの豚肉がドンッと入っていて

なかなかの強敵でした

 

あっさり完食できましたが願わくば

トンテキをいくつになっても平らげる胃袋を維持したいものです

おかげで夕方まで一切の間食が入りませんでした(トンテキ定食@2100円)

 

maps.app.goo.gl


来来憲から車で70分

トヨタ博物館へ到着

 

自社の車に限らず自動車文化を振り返る施設で

広く内外の車をコレクションされています


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トヨタ モデルAAにはじまり


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世界初の量産自動車フォードT型

この頃の車は馬車の延長に設計されていて

やたらと車体がでかいです

今ほどエンジンをコンパクトに作れなかったことも一因ですが

とにかくデカイ

運転するにはちょっと厄介なシロモノでした
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ガルウイングのベンツSLも好きな1台です

特殊なデザインで通常のドアが取り付けられずに採用されたドアですが

その後のスポーツカーに大きな影響を与えました

 


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フジは小学校3年生の時に

富山の自動車博物館を訪れて以来の再開ですが

電気自動車として復活させるならこんなデザインがよいのではって思いました
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メッサーシュミットは戦闘機のコクピットそのままですが

こいつも電気自動車に改造しやすい車体です

前後2人乗りでバイクのように運転席横に後部座席の足がくる設計です

コーナーを曲がれないけど直線ならこういう乗り物でよいですね
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スバル360は初期型が展示されていました

子供の頃に熱中時代刑事編で水谷豊が乗っていて憧れましたが

今でも人気が高いですね
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ホンダN360は我が家にもありました

この後、ライフ、トヨタカローラと乗り継ぎましたが

これでも贅沢品だったんですよね

現代のワゴンRなど軽自動車より圧倒的に狭くて非力ですが味わい深いデザインです


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ホンダS500

後に登場するヨタハチのライバルです

特段の説明はありませんでしたがバイクからはじまったホンダらしく

チェーン駆動だったはずです

このデザインのままビートを作ればヒットすると思います

 


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私にとって一番の憧れは

トヨタ800

空冷式エンジンですがこのデザインがとにかくカッコイイ

谷東次郎のカラスと相まって伝説の一台です


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となりの2000GTとあわせて一番人気のブースでした


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007にも登場した日本が誇るスーパーカー2000GT

実車を愛でられる貴重な機会です

ロングノーズでお尻がキュッとあがったデザインがキュートです

今でもレプリカが作られている人気のデザインです

私が年老いたからかもしれませんが昔のデザインの方が生命力を感じます

 


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世界初の量産型ロータリーエンジン搭載車コスモスポーツ

帰ってきたウルトラマンに登場した車ですが

エンジンがコンパクトなのでフロントを薄く低く設計できて

宇宙船のようなデザインです


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ソアラもそろそろクラッシックカーの仲間入りでしょうか

初期モデルはあの白洲次郎氏が関わったと耳にしたことがありますが

どのような形だったのでしょうか

スペシャリティーカーの元祖であり最新機能モリモリ

デジタルインパネが特徴的でバブル前夜に未来を感じさせてくれた一台でした


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AE86レビンも展示されるにふさわしい一台です

まさか86の名前そのままに令和の現代に蘇る訳ですが

もともとはカローラの派生モデル

現行モデルほど走りに全振りした車ではありませんでした

先輩がレビンに乗っていたんですがもし手元に残していれば

今頃は一財産になっていたはずです


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NSXスカイラインGTRも展示されています

NSXは実際には280馬力に到達していないと言われていますが

ミッドシップでリトラクタブルヘッドライトってだけで十分にスポーツカーでした

F1全盛期のホンダが手掛けたマシンでもありオーラがあります

元プロロードレーサーインターマックス代表の

今中大介氏が乗っていたことを覚えています


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JAF使用のメガクルーザー

日本のどこで活躍する機会があるのでしょうか

自衛隊車両と見間違う圧巻のボリュームです


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一番最後は出口にあったデロリアン

バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する車体ですが

生産台数はわずかで滅多にお目にかかれません

 

トヨタ車に限らずひろく自動車をコレクションしている姿勢に感動しました

子供と一緒に元子供も楽しめる博物館でした

 

贅沢を許してもらえるならカウンタックLP400とフェラーリF40

アリタリアカラーのランチャストラトス

私をスキーに連れて行って仕様のセリカGT-Fourが加われば最高に嬉しいです

 

昨日のworkout

ノートレ

 

タケの興味は鑑みずひとりで一台一台を熱く延々語っておりました

とりあえず私の熱量は伝わったようです

車って本当に良いものですね