タイトルに難解な哲学者の名を冠した理由は
出来事のすべては必然で人間には結果を変えることはできないけれど
努力することに価値がある
そんな意味を込めたのだと思います
京都の地域病院が舞台で
クライマックスの内視鏡手術シーンは圧巻ですが
ところどころに登場する京都の銘菓がよいアクセントになっています
矢来餅、阿闍梨餅、長五郎餅
亀谷友永の小丸松露
パティスリー菓欒の西賀茂チーズ
村上開明堂のマドレーヌ
緑寿庵清水の金平糖
今宮神社のあぶり餅とふたばのまめ餅がない
北野天満宮は長五郎餅より粟餅だとか沸々と甘党が頭をもたげます
2024年本屋大賞4位で映画化も決定
このタイミングでぜひ原作をお読みください
4編構成ですが寝る前に読むには1編が少し長めです
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
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