■どうしても観ておきたかった戦争遺跡群
宇佐駅でバスを待っている時に戦争遺跡群があることを知りました
たしか特攻隊員が鹿屋など前線基地に向かう途中の中継基地だったと記憶しています
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
これはどうしても観ておきたい
でも、宇佐は見どころが少ないので参拝したら大分空港へ移動するつもりで
飛行機を予約しています
どうしたものか
夜遅くに作戦を練ります
宇佐神宮が朝6時から開門するので
予定を組み替えました
日の出は7時
真っ暗な神社を参拝するのは嫌なので6:30頃に現地に到着して
自転車+ランニングで巡る強硬策を組みました
(筋肉で解決するのはいつものことです)

ホテルで貸してくれたのはママチャリ
変速機なんてありません
でも、ランニングよりも楽で速いことは間違いありません

今朝の宇佐は冷え込んでマイナス3℃
外灯が少ないので歩道をトボトボ進みます
■宇佐神宮
表参道に着いたのが6:45
もうすっかり明るいので参拝開始です

こんな早朝から誰もいないだろうと思ったら
3組も参拝者に出会いました
さすが宇佐神宮です

境内はとてつもなく広く、摂社末社を漏れなく参拝するために
地図をチェック

参拝の順番は分かりませんが、伊勢と同じく下宮からお詣りします
(ここまでにもいくつか摂社末社をお詣りしています)

宇佐神宮は二礼四拍手一礼の作法に則りお詣りします
上宮は身分の高い方しか参拝できなかったため、庶民向けに下宮が用意されたそうです
明治以降は、上宮で祭事が斎行される際の調理場としても使われ
食べ物の繋がりで伊勢の外宮とイメージが重なります

上宮をお詣りしたら太陽が見えてきました

国宝の社殿はどこまでも美しいです
こちらでは 一之御殿から順番にお詣りする習わしです
柏手4回打ったら社殿の中から柏手4回が聞こえてきました
宮司さんの朝のお勤めと重なったようです

境内は野鳥の宝庫でツグミやシジュウカラがすぐ近くを飛び回っていました
神社で生き物に出会うと吉兆ですが
日の出直ぐだと食事の真っ最中で警戒心が薄くなります
お近づきになるチャンスなので早朝参拝は良いです

せっかくですから馬になった気分でコースを走ってみました(こらこら)

流れ矢が観客に飛び込まないように的の後ろには壁が備えられています
それにしても両手放しで馬に乗って矢を射るなんて怖すぎます
訓練の賜物ですね

境内を出て呉橋に差し掛かったところで
太陽が重なり光の道ができていました
神々しいです

日本史で習った宇佐八幡神託事件の説明板がありました
皇居の竹橋に銅像がある和気清麻呂の活躍により悪事がばれたというものです
このお話には続きがあって、悪事がバレた道鏡は逆ギレして
和気清麻呂を酷い名前に改名させるわ(別部穢麻呂わけべのけがれまろ)
足の筋を切って鹿児島に配流したんです
足の筋ってアキレス腱ですかね?当然麻酔なしで切るんですから
想像を絶する拷問です
道鏡、エグすぎます
悪事がバレても処刑されることなく
栃木県のお寺に飛ばされただけで済んでる道鏡は悪運が強いのかもしれません
■爆弾池
ここからが勝負です
時間制限がある中で既に10分遅れ
4kmほど離れた場所までGoogleMapを頼りに移動します
坂道がつらくて自転車を降りそうになりましたが
一刻の猶予も許されない状況でペダルを踏み倒しました

こちらが500ポンド(227kg)爆弾でえぐれた穴です
直径10m、深さ1mの穴を作る衝撃はすさまじいものです
この辺りにあった滑走路を無力化するための爆撃で
500発以上が投下され300人以上が亡くなったそうです
■掩体壕(えんたいごう)

敵の爆撃から戦闘機を守る掩体壕
鶉野と違ってこちらはコンクリート製のしっかりした作りです

付近にはたくさんの掩体壕が残されており
車庫や倉庫に転用されて今も活躍しています
だだっ広い田園地帯に戦争の爪痕が今も残されていて
忘れてはいけない歴史だと感じました

ここまでは自転車移動
計画通りの時間に戻せました

ホテルに自転車を返して、急いでチェックアウト
荷物を背負って徒歩で1km移動します
学生を連れて体験入隊した時の行軍訓練を思い出しました
■宇佐市平和資料館
映画永遠のゼロやゴジラ-1.0でも使われたレプリカと一緒に
たくさんの資料が展示されています
許された時間は25分だけですが
バレーコートを3面くらいの広さなので
全てをじっくり拝見しました

複製した零戦や当時の備品類

桜花のレプリカなどありますが、
私は撮影禁止の動画が一番グッときました
人の命と引き換えに敵艦に突撃する桜花ですが
敵艦隊に到達する前にアメリカ軍のレーダー探知により迎撃されて戦果にはならなかったようです
桜花を搭載した一式陸攻は機動性に欠けて簡単に撃墜されます
一式陸攻と桜花の搭乗員が一蓮托生の運命ですから
本当に悲劇的な最後となります
最初の出撃では全機撃墜、護衛の零戦も10機失う失敗
結局、あまりの損害に終戦を待たずして作戦は中止となりました
そんな馬鹿げた作戦を発案した上、作戦の再開を上申し、挙句に敗戦3日後に零戦で逃亡した人物を許せません


■全日程終了
無事に大分空港行きのバスに乗車
3列シート40名の大型バスですが私ひとりで貸切状態
乗車中75分、ずっと運転手さんとお話しながら過ごしました
空港バスでも現金のみ、交通系ICカードは使えません
お話し伺うと海外からのお客様は少ないそうです(意外です)
また、この路線はいつもガラガラで補助金なければ維持できなく、設備投資はできないとのこと
色々ご事情があるんですね
運転手さんは、たまに事務所勤務でクレームの電話を受けるそうで
言いがかり的な申し出に対するアドバイスを差し上げました
(同じ人物からバスの本数が少ないと何度も申し出を受ける)

はじめてのひとり旅でしたが、時間とお金に余裕があるって幸せです
3日でこんなに楽しめるんなら、シーズン中でもできそうです
お休みも残り10日
近場でどこか出かけようと思っています
昨日のworkout
バイク15km
ラン2km