ブルゴーニュの走り書き

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(読書)アルツハイマー病になった母がみた世界

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認知症専門医が母の20年分の日記を読み

損なわれていく認知機能を通じて外界をどのように眺め

どのように感じていたのかを探る本です

 

私の母は80歳を超え、軽度の認知症を患っています

80代の26%が認知症を患っているというデータからみれば

加齢による自然な変化と見分けがつきませんが

短期記憶の衰えは常に感じています

 

父が亡くなって全ての口座を凍結しているのに

「あなたが通帳を持ち帰って難儀している」という電話を

3回連続で受けたと思ったら

兄、妹にも同じ電話を繰り返すことは日常です

 

そんな母の視点や心模様を少しでも知りたくてこの本を手に取りました

 

1980年代の精神医学界では

アルツハイマー病の患者は自分のもの忘れを自覚しないとなっていましたが

日々衰えていく記憶やもどかしさ、不安を本人が感じないはずはありません

 

ひとりの女性の生い立ちからはじまり

日記の分析は4つに区切って(67~75歳, 76~79歳, 80~84歳, 85~87歳)

老いを自覚し、生活にほころびが生じて認知機能低下に抗い、

翻弄されながら崩れていく自我に恐怖を覚え、最後は防戦もできなくなっていく様が

描かれています

 

著者は認知症の専門医ながら

自らの母の認知症には向き合うことができず苦しみます

専門医ですら身内となると戸惑うのですから

私たちが困難に直面し茫然となるのは当たり前です

また、いつかは施設のお世話になることを計画していますが、

施設に入っても全てが解決する訳ではありません

そこには自分の未来が描かれていて、予見できると共に

私の中で覚悟ができました

 

本を読み終え、母の苦しみを少しでも理解したくて

これからは頻繁に電話や帰省をしようと心に誓いました

また、兄弟と同じタイミングで帰省するチャンスも逃さないようにします

 

 

 

話は反れますが、240ページを2日で読み切りました

速読の技術は誰にでもできることです

私は習うことなく一冊の本の出会いで見様見真似ですが身につけました

こちらの本もオススメします

 

scribbleofbourgogne.hatenablog.jp

 

 

昨日のworkout

ラン10km

 

雨が降り出す前に土道を10km

ランニングの頻度が減っているので足が衰えています

こんな時にアスファルトを走ると関節を痛めてしまうので

土道を走った方が賢明です

走り終わっても膝や足首に違和感はなく

足の筋肉には程よい疲労だけが残ります

 

午後は金融機関への手続きを5つ片付けました

それから相続時精算課税制度のお勉強

改正により生前贈与暦年課税110万円枠と併用できるので、やらなきゃ損

7年以内の贈与が相続税に加味されるから

死亡保険金500万円 x法定相続人と併用して節税を考えます

いずれにしても対策は早くしないといけません

めっちゃ忙しいです