ブルゴーニュの走り書き

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(読書)ペットがもたらす健康効果

100を超える論文を元に「ペットがもたらす健康効果」を体系的にまとめた本です

 

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ペットが人にもたらす効果①子供

  • 【幼児の思いやりの心の育成】幼稚園児でペットを飼っている子供と、飼っていない子供を比較した研究の結果、ペットを飼っているかどうかは知能の向上を示す知能指数にはさほど関係はないが、思いやりの心はペットを飼育する子供のほうがより強く育まれ、そのことは周囲の子供たちにも影響することが分かった(Poresky 1990)
  • 【思春期の子供の自信の育成】米国ミシガン州で行われた研究では、10-14歳の思春期の子供はペットを飼育していると自尊感情(自信)を得やすく、飼育しているのが犬の場合、特にその傾向が強く見られた(Covertら 1985)
  • 【子供達の学習機能の向上】犬が存在することによって、運動機能も向上し、子供達のストレスが低下し、リラックスして課題に取り組むことができるようになるため、ミスが減り、学習機能が向上することにつながることが報告されている(Geeら 2010、Geeら2009)
  • 発達障害の治療法】オーストリアで1か月間小学校で教室に犬を同居させ、その間の子どもたちの行動を観察した結果、極端に暴れたり騒いだり大声で泣いたりする子が少なくなり、クラスの子供にまとまりが生まれてきた(Kotrschalら2003)

 

ペットが人もたらす効果②その他

  • 【血圧への影響】ペットを飼育する人は飼育していない人に比べて、血圧が有意に低いという研究結果が多くある(Levineら2013、Andersonら1992、Friedmannら2013)
  • 【高齢者の医療機関受診回数への影響】ペットを飼育する人の中でも、特に犬の飼育者は病院に通う回数が少ないことが示された (Siegel 1990)
  • 【心疾患退院後の生存率】心疾患で入院した患者の生存率を調べた研究では、ペットの飼育者の方がそうでない人よりも、退院1年後の生存率が高いことが報告されている(Friedmannら 1980、Friedmannら1995)
  • 前立腺がんの判定】がんを識別するトレーニングを24か月間積んだ犬が、尿のにおいから、33人中30人の前立腺がん患者を正しく判定した(Cornuら2011)
  • 卵巣がんの判定】独自のトレーニング法で訓練した犬を用いて実験したところ、犬は卵巣がん(発見が遅れるため死亡率が高い病気)の患者を全て発見し、がんではない人を97.5%の割合で見分けた(Horvathら2008)

 

うちには17歳のミニチュアダックスがいますが、飼い主である次女の人格形成には大きな影響があったと思います

特に毎日の散歩やごはんの用意は責任感と思いやりのある子に育ちました

ペットと共に生きる楽しさに加えて、健康的な効果もあるってことに驚きました