10:49:33 総合46位 年代3位
Ironman world championship Kona 2026出場決定
Kona2024から18か月
一度はIronmanからの卒業を考えた男が戻ってきました
スイム12位、バイク4位、ラン3位で総合すると年代別3位
3種目偏りなく順位を揃える理想的なレースでした
【起床からスタートまで】
朝3時、静まり返った空気の中で自然と目を覚ます
アイアンマンの朝は早い
一夜で出来上がったホテル前のランコースを下見を兼ねて5分ほどジョグ
腸が活性化して直ぐにルーティンを済ませる
ホテルが用意してくれた朝食ボックスはバナナとパンの炭水化物祭り
消化に悪そうなのでいつも通り砂糖水を400㏄ほど摂取
それから荷物を持って4:30にバス停へ移動
既に大部分のアスリートが出発したようでバスは空いていた
バイクのセッティング、ウェットスーツの着用……順調に準備を進めていたはずが
ストリートバッグを預けた直後にサンダルを履いたままであることに気づく
どうやら今日も肝がすわっていないらしい
パンツ事件といい、リアディレイラーの通しミスといい
今回はケアレスミスを連発している
いつも以上に慎重にレースを進めた方が良さそうだ
預けてしまったストリートバッグを探すのは不可能なので
バイクギアバッグにねじ込み、スタートラインに向かう
【Swim 3.8km】1:09:10 エイジ12位
想定外の快泳とクラゲの洗礼

スイムは「80分以内」のグループ前方からスタート
意識するのは2点つだけ
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骨盤をロックし、へその後ろを曲げてケツを浮かせる
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手のひらがあごの下に来たら脇を閉める
1周目は33分
途中、右前腕を2回クラゲに刺されたけどクラゲ除けローションのおかげで
ダメージは最小限(でもゴール後も放置していたらミミズ腫れで痒い痒い)
水温が高かったため、ロングジョンの選択は正解
クラゲに刺されてもロングジョンが有利だと思う
結果、予想を上回る1時間9分でスイムアップ
周囲も全体的に速いペースだったみたい
T1 4:50
【Bike180km】5:30:20 エイジ4位
180kmのランデブーと「155w」の規律
スイムアップ直後、前の方でサムさんがコールされるのが聞こえた
バイク乗車ラインを超えた時は真後ろに居たんだけど直ぐに視界から消えた
でも40km地点でキャッチして、千切ったつもりが抜き返されて
そこからは気を抜けない展開

コースは激坂こそないものの小さな丘が連続するレイアウト
勝負の鍵は「風」
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徹底したエアロポジション:常に2~5mの風が吹いているので空力勝負
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勝負所までは省エネ走行:わずかな下りでもスピードに乗れば足を止める
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パワーコントロール: 3月末のシミュレーションでは市街地含めてAve.155w ここを下限値として上りは215wまで 超えそうならすぐにギアを落とす
3往復の区間、向かい風の橋ではBTA(ハンドル間のボトル)と上体を密着させ、空気抵抗を削る
中盤のピンチ:消えたボトルと胃の痛み
90km地点で痙攣の予兆
すぐに「芍薬甘草湯」を投入
この後、120kmと140kmで再投入して痙攣を抑え込む

(BTSの下ボトルケージが空いているのよね)
140km地点でダウンチューブの砂糖水が尽きたのでスペアボトルに交換しようとしたらボトルを落としたことに気づく
残り40kmをエネルギー補給なしはランに響く
幸いトップチューブにモルテンジェルを4本装備していたので助かった
140kmで足が重くなるのは想定内
シミュレーションで体験済みでここからが勝負
ここまで足を貯めてきたので170-180wでも踏める
おかげでサムさんを突き放すことができた(とレース後に教えていただく)
ギリギリの走りなのでピンチはつづく
後半のエイドでは水ボトルが欠品
かぶり水が使えないのでスポーツドリンクを摂って凌ぐ
160km地点で中国の選手から「水を分けてくれ」と懇願された
私の手元にあるボトルは一滴あるかないか
それでも彼は欲しいと言うので譲ってあげた
彼は一滴含んだのち失速していった
一歩間違えれば自分も危ない、極限の状況だった
なんとか平均160w(プラン+5w)、VIは自己ベストの1.04でT2へサバイブ
上出来、上出来
T2 4:02
【Run 42.2km】4:01:13 エイジ3位
心拍数が落ちてこない
12:50に灼熱のランコースへ足を踏み出す
気温が高い時間帯は消耗しないこと 「気温が下がる後半が勝負」
しかし、最初の10kmで誤算が生じる
ペースを抑えているのに心拍数が上限を突破
立ち止まって仕切り直すべきか…
悩んだけれど粘り強くスローペースを維持することにした
エイドステーションでは氷をフル活用
手に持った紙コップで手のひらを冷やし、溶けた水を頭にかぶる(飲用ではない氷)

背中に仕込んだマイクロファイバーの冷却インナーにも水を吸わせる
保水力が高いので冷却時間が長持ちする
小ネタを総動員して暑熱順化の遅れをカバー
執念のプッシュ
3周目に入ったところで、YMDさんから「年代別3位」と告げられる
「いける!」 闘争心に火がついた
足裏の魚の目の芯が着地のたびに響く
30kmを過ぎて足が止まる
オーバーペースの借金返済がはじまった
止まりたい気持ちをエイドまで我慢する
台湾のコースは折り返しが多く、知り合いとのスライドがカンフル剤
前を行く知人を見つけては後を追い、後ろから来る知人からは逃げる
暑さがピークに達するが最高気温28℃は大したことはない
これまで皆生やフィリピン、マレーシアでの経験が活きる
15時を回ると気温が下がり始めたと感じる
過酷さが広がる景色の中で自分の意識は最後まで鮮明だった
【ゴール】久しぶりのサブ11達成!
ランは4時間を超えたが、スイムとバイクの貯金、そして何より「崩れなかった」ことが勝因
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Total Time: 10:49:33 2019年以来のサブ11
一滴の水、一つのミスが命取りになるサバイバルレース
すべてをunder control これまでのシミュレーションと、その場で繰り出す「小ネタ」の全投入
体力、知力、時の運、これこそがアイアンマンの醍醐味
応援ありがとうございました!
(おまけ)Ironman Taiwanの写真サイトはコチラ
レース名「2026 IRONMAN PENGHU 澎湖國際鐵人三項賽 」を選んで
レースナンバーを入れたら自分の写っている写真が検索可能
100枚まで選べてNTD1288 (¥6,440)です
昨日のworkout
ノートレ
お休みもらって片付けと洗濯、掃除
疲れてお昼寝して、また片付け
ブログ書いたり次の準備してたらあっという間に夜
英語レッスンを再開して久しぶりに英語を話しました
前回、台湾を訪れた時は英語を使う機会がたくさんあった気がします
今回はほとんど使う機会無し
ポンフーがケンティンに比べて観光開発が遅れているからなのか、ローカルサイドだからなのか分からないけど
英語がどこでも通じる訳じゃ無いってことを体験しました

