ブルゴーニュの走り書き

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オーバーカミングを観にいきました

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9/14(木)振替休日を使ってツールドフランスドキュメンタリー映画「オーバーカミング」を観にいってきました。

移動

自転車の映画なので、映画館まで自転車で行けば特別割引!愛車に跨り、自宅を出発。距離16kmで交通量の多い大阪市内ど真ん中、距離や交通量より自転車置き場の心配が先に立つ(屋根があるか、盗難に合わないか)。つくづく、自転車が可愛いと思う。

到着

大阪ドームのお膝元、「九条」の商店街を抜け非常に入り組んだところに目的地シネ・ヌーヴォXはあった。
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本当にこじんまりとして、小さな映画館である。
チケットを購入したら整理券を受け取る。席は先着順。平日しかも上映30分前なのに2番だった。

入場

10分前にロビーに集合し整理券順に入場し、好きな席に着く。
館内は30席程用意され、画面は大型プロジェクタ。初めてミニシアターに来たが映画以上に映画館が新鮮だった。1本目は席選びの要領が判らず、ちょっとハズレの席を選んでしまった。
館内はこんな感じ。
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この後、次々に入場してきて観客は10名ほどになった。(みんなどんな仕事してんの?)

1本目「マイヨ・ジョーヌへの挑戦」2004年ドイツの作品でエリック・ザベルを中心に旧テレコムを追ったドキュメント。ウルリッヒビアンキに移籍した年でザベル自身、マイヨ・ベールが取れなくなったあたりの年だ。歴戦の勇者は勝てない状況でも全てを見通し、どんなトラブルにもクールに達観している姿が非常に印象に残った。先日のヴェルタで数年ぶりに3大ツールでステージ優勝を飾った際、チームを超えて祝福されていたが、彼の人格の良さを象徴するようなシーンだったと今にして思う。
123分の大作はツールの裏側にスポットライトを当て、華やかな舞台ウラで展開される人間模様を色濃く映し出していた。

一旦退場し、5分の休憩を挟んでロビーに集合。あらためて席選びとなる。今度は良い席を取れた。

2本目「オーバーカミング」2005年デンマークの作品でチームCSCがいかにツールに向けて準備を進め、いかに戦ったのかを映し出していた。
才能を開花しはじめたバッソ。引退を思い悩む元スーパースター、バルトリ。今年大活躍したサストレに監督のリース。全てが煮詰まり苦しみもがく姿を見て、プロレーサーの大変さを思い知る。
また、バッソがアームストロングと親交を深めたキッカケについても触れている点がツールオタクの心を揺さぶってくれる。
こちらは108分、11:30に入場して見終わったら16:00前。ツール並みにハードな映画鑑賞だった。

上映は9/22(金)までなので、興味のある方は是非。