ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

バナナのラインナップ

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エイドステーションでお馴染みのバナナですが、スーパーに行くと色々な種類がありますよね。
値段が違っても何がどう違うのか判らず購入されているの方も多くいらっしゃると思います。
って事で私が良く飲み会のネタにしているバナナのお話を少しご紹介します。

日本に輸入される多くのバナナがフィリピン産でキャベンディッシュ種です。
この種が重用されるのは、面積あたりの収穫量や育てやすさなど生産性が
高いだと推察します。(台湾バナナは台湾種になり、エクアドル産は???種です。)
同じキャベンディッシュ種でも栽培地の標高により商品特性や売価が異なります。
各社とも高付加価値の高地栽培バナナに力を入れているので、集客の目玉として
特売されたりしますので高いバナナ=高付加価値ではないので良く吟味して下さいね。

■高地栽培バナナ:

標高700m前後で約14ヶ月栽培。(昼夜の気温差が大きく、成長に
時間を要するため)果肉が密に詰まって、甘味と栄養価も高まり、
食感もモッチリしている。
ドールのスウィーティオ、住商フルーツの甘熟王が該当。

■中地栽培バナナ:

標高約300m前後で12ヵ月栽培。低地栽培よりもっちりとした食感と
甘味のある、ワンランク上でお手頃なバナナ。
ドールのプレミアム、住商フルーツのバナージュが該当。

■低地栽培バナナ:

平地で10ヶ月栽培。さっぱりとした甘さが特徴でお手頃なバナナ。
ドールのボビー、住商フルーツのグレイシオが該当。

標高の高低によって味の違いはあるにせよ、栄養素が違うかという質問もあります。
データは限られますが値段なりの違いはあります。それにお金を出すかはあなた次第!

【100gあたりの栄養価について】

                高地 低地
エネルギー(kcal)       95  86
糖質(g)            22.3  21.4
不溶性食物繊維(g)        1.8  1.0
水溶性食物繊維(g)        0.4  0.1
食物繊維総量 (g)        2.2  1.1
カリウム(mg)          522  360
ポリフェノール (mg)     137.5 -
カロテン(β-カロテン当量)(μg)  84  56

高地はメーカー調査値
低地は五訂増補日本食品標準成分表より抜粋