ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

【福知山マラソンレポート】理詰めのパーソナルベスト

福知山マラソンのレポートです。好き勝手書いていますので
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【スタートまでの食事】
3:50起床。ブラックコーヒーと蜂蜜トースト1斤
厳格なカーボローディング程の効果はありませんが、
前日夕食と当日朝食で意識的に炭水化物を多く摂取すると
筋中グリコーゲンが上昇するらしい。(Dr.彦井さんのブログ参照)
トーストは四つ切2枚を摂食する予定が、もう少し食べられそうだったので2枚追加。
1斤なんて学生時代も食べたことないですが、私どうしちゃったの?と自ら驚きました。

会場到着後、想定ゴール時間の5時間前(8:30頃)からスナックパンを少しずつ摂食。
アップ前に30分かけて3本、アップ後にパッと3本食べました。
だらだら食いの方が満腹感が持続する事(登山家の遭難時摂食法を参考)。
併せてポカリスウェットを700cc程。レース前はカロリーが摂れるタイプのスポドリがいいです。

【ウォーミングアップ】
極力しないようにしました。福岡マラソンや琵琶湖マラソンを走る外国人選手の中にはアップをせずに
毛布に包まって動かない方がいらっしゃるとの事。今回は、待ち合わせ場所の桃山台
駅までのジョグ3km。
会場では、ゴール手前の上り1.5kmの歩道を歩いたり走ったりして往復した3kmのみです。
緑地公園でペース走を行う際も、移動のバイク5kmと小走りを2~3分してからスタートする事を繰り返し
アップが少なくてもレースペースで走れる手応えを感じていました。

【レース】
スタート直後の左折に備えコース中央からスタート。天候に恵まれ寒くなかったので10時前に整列。
周りには総合優勝の高田選手と女子優勝小林玲子選手や鈴木純子選手。
私の真後ろに高田選手がいらっしゃったので「スタート後に高田さんに轢き殺されたくないので(笑)」と前を譲る。
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招待のエリック・ワイナイナ選手が2つ前。バナナのサンバイザーが目に留まり、握手してもらう。
更にスタート1分前には防寒ビニール袋をピックアップしてくれる超VIPな体験。
彼のファンになっちゃいましたhttp://img.mixi.jp/img/emoji/46.gif
前列3番目のタイムロスは3秒。
 
 
 

<ラップタイムと平均心拍推移>
◆5km 19'26" 152bpm
◆10km 19'38" 160bpm
◆15km 19'57" 158bpm
◆20km 19'38" 158bpm
◆25km 19'40" 161bpm
◆30km 19'37" 160bpm
◆35km 19'55" 162bpm
◆40km 19'51" 164bpm
◆finish 9'03" 170bpm
イメージ 2

レースプランは30kmまでキロ4分ペース且つ足を使わない事。


スタート後は一瞬混雑しましたが、隣の選手と肩をあわせ落ち着いてやり過ごします。
最初の1.5km下り坂は足をソフトに着地して音を立てないように集中。入りは3’40”くらい。
ブレーキをかけ過ぎることなくオーバーペース過ぎず上出来でしょう。

鈴木純子選手とペースがあったので同じ集団で巡航。また服部緑地で苦楽を共にした
盛田さん、Jrさんが同じ集団。Kenさんと森川君が100m程前方に見える位置。
沿道からのバナナマンだ!ドールマンだ!』とチビッコの声援が嬉しいです。
『可愛いと女子高生の声援はもっと嬉しいです。このあたりは声援に手を振る余裕あり。
序盤8kmの福知山市内ループを過ぎて、由良川を北上。ここからが本番。
地形的には川下に向かう前半が下りですが、小刻みに上りが登場。向かい風なこともあり
心拍数は高め(155~160bpm)。1km毎にLAPを確認し、4分を数秒切っているので『このペースで大丈夫?』と
猜疑心が脳裏を過ぎりましたが、鈴木純子選手や盛田さんが同じ集団なので、このペースで行く事を決断。
上り坂だけはペースを緩めて足を温存しました。
イメージ 310kmでブドウ糖タブレット1つ、20kmでここでジョミ!1つ。2.5km毎の給水でアミノバイタル
ウォーター
を欠かさず摂りました。20km給水からお待ちかねのバナナ発見。急いで進路変更し
ピックアップ。毎回のお約束、大声で『バナナくださ~い♪』でボランティア高校生は大ウケ!
盛田さんに『やり過ぎやで』と苦笑されましたがみんな来年もボランティアお願いしますね
ハーフは1:23:00通過。

25kmの折り返しを過ぎてから追い風を利用して少しずつペースアップ。
毎回レースの25kmから足が重くなるのですが、これは練習で何度も経験し織り込み済み。
まだキロ4分を切ってLAPを刻めている。沿道に加え往路の知り合いランナーからすれ違う度に
声をかけてもらいました。余裕はないけど、応援を力にして何とか踏ん張って30km通過。

ここからの12kmで全部出し切るつもりでギアを1段アップ。ここまで設定ペースより2~3分の貯金。
50分カットが現実味を帯びて、ここからレースをぶち壊さないように慎重に心拍数とペースを確認。
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鬼門の35kmも無事通過しましたが、気を抜く都と一瞬4分10秒にまで落ちてしまいます。余力は僅か。
観察車に乗ったワイナイナ選手が追い抜き際に声をかけてくれました。覚えてくれてるんだ~嬉しい

36kmで女子3位の選手に交わされました。10km程、前を引いてきましたが先にこちらがギブアップ。
見える位置ですが差が詰められません。右足裏にマメ、足のバタバタが気になり始めました。
マメが破れてもいい、ラストの上り坂の麓で力尽きてもいい。そんな気持ちで前を追います。

沿道の反応は「被りものなのに速いやん!」に変わり、こっちも必死のパッチで笑いはゼロ(汗)

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坂の手前で燃え尽きた足を力任せに動かしてもペースは4分7秒どまり。ラスト2.195kmは9’03”を要しましたが
パーソナルベストを10分近く縮めての2時間46分51秒(グロス

レースプラン、練習プロセス全てにおいて100点満点の大満足。もうこれ以上何も望むものがないくらい大満足。

これ以上の記録は狙えないと自覚していますので、この脚力をトライアスロンで発揮できるように
取組んでいこうと思います。これにて私のマラソンシーズンは終了。1週休んでシクロクロスにコンバートします。
皆さん、応援ありがとうございました。