ブルゴーニュの走り書き

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Ironman Hawaii 女子プロに見るバイクフォームは前乗りカーニバル

アイアンマンハワイが終わって10日。
様々なメディアでレポートされていますが、中でも気になったのがバイクフォーム。
パワーに勝る怪物揃いの男子プロよりも女子プロを毎年チェックしています。
(とはいえ、女子も怪物揃いなんですけどね)

優勝のDaniela Ryf。バイクが強くラップは4:50:46!なにも言うことありません。
美しいです。

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Jodie Swallow(4:58:48)はかなり前乗りです。

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その他の女子プロを見ても極端に前乗りが多いです。

Caroline Steffen(5:10:43)も。
Mary Beth Ellis(4:59:29)も
Annabel Luxford(5:04:00.)も


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Camilla Pedersen(4:59:17)も
Michelle Vesterby(5:00:41)も
Leanda Cave(DNF)も


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Rachel Joyce(5:01:29)は斜めのショットなので分かりにくいけど前乗り
Gina Crawford(5:21:52)は極端な前乗り
Meredith Kessler(DNF)も


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Dede Griesbauer(5:11:08)も
Susie Cheetham(5:14:33)も
Julia Gajer(DNF)も


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Haley Chura(DNF)も
Laurel Wassner (5:36:59)も
Angela Naeth (4:54:54)も


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Caitlin Snow(5:28:06)も
Kelly Willamson(5:35:52)も


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Heather Jackson(5:04:43)は、シート角79度で更に一番前にサドル出してBBの真上に乗っています。

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Liz Lyles(5:16:12)も
唯一アジアから出場したShiao-Yu Li(5:25:41)も。

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疲れたので紹介はここでやめます(笑)
全員、ケツにサドルを刺して走っています。ほぼ全員が極端に前乗りです。

風が強くエアロポジションを取り続けることが重要で
平地基調のコナ特有の傾向かもしれませんね。

フレーム設計見ても、最近はシートアングルが立ち気味です。
キャノンデール スライスは79度、トレック スピードコンセプトは78度、
キャニオン スピードマックスは73~78度、サーベロ P3は75と79度。

私の2世代前(2016年には3世代前になる)のオルベア オルドゥ2007年モデルは74と76度。
今だとエアロロードですね(トップチューブの短さが異なります)

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私は74度のシートポストでロードレーサーのセッティングに近いです。
前乗りだと荷重バランスが悪く、下りのハンドル操作に影響ですますし、
出場レースの殆どに山岳区間がありますからね。
自分でジオメトリー設計できるならBBハイトを下げて下りの安定性を増したいところです。

【女子プロのバイクフォームを拝借したサイト】
http://www.slowtwitch.com/Products/IM_Kona_2015_-_women_bike_pics_5421.html