ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

皆生トライアスロンを推薦しました

9月に応募していた「ハートフルエピソード」について事務局から連絡がきた。

私たちが出会った「心あたたまる」「見習いたい」「感動的な」
お客様対応のエピソードを集める企画に、
2009年大雨警報で途中中止になった皆生トライアスロンの話を応募していました。

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大雨警報のためマラソンの途中で中止になったトライアスロン大会でのこと。
500名近い選手がコースに残され、最寄りの補給所で待機を余儀なくされました。

何台ものバスが他の補給所へ向かうため目の前を通過していく状況に耐えかねた数名の
選手から怒りの声があがりました。スタッフの方は選手の気持ちを思いやって
言い返しませんでしたが、即座に他の選手たちからスタッフを擁護する声が発せられました。

「この人たちだって直ぐにバスに乗せたいと思ってくれているはずだ。
そうじゃなかったら、我々選手をテント内に待機させるためにゴミ袋を被って、
土砂降りの中で我慢してくれるわけない。悔しいのはわかるけど、我慢せえよっ!」

体が冷えるだろうからとお茶を沸かし、選手のためにテントを譲る。
大会本部からの指示もない中、精一杯のおもてなし。スタッフの懸命な
姿が周りを感動させ応援に変ったのでした。

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エピソードに甲乙はないので賞は出ないけど、
応募作品をまとめて小冊子を作り
式典で紹介していただけることになりました。

突然の大会中止決定で現場は混乱したと思いますが、
そこに居る者と物資だけで考え動く事と
ホスピタリティについて教えてもらいました。
多くの方の耳目に触れ、感動が拡がる事を願っています。


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