ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

経済は感情で動く

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オススメです
人の心が選択を狂わせる(合理的でない事を選択する)事を数多くの実験結果から読み解いています。

★印象に残ったのは、「人は、得をする以上に損を避けたがる傾向がある」
(1000円トクをして得られる嬉しさより、1000円ソンをして失う悲しさのインパクトが2倍なんだ!)
営業トークって「トク」を強調しますが、実は「ソンしない」事を強調する方がいいかもしれませんよ
わたしゃ、営業トークを変えました。

くどい程の実験結果に「わかった、わかった」と後半読み飛ばしましたが、
最終章の「自分の限界を知る」は必読です。

脳は、必ず錯覚を起こし、直感的に誤った選択を行う仕組みをしています。
一旦、息をついてよく考えるクセが重要なことをこの本は教えてくれます。

ランニング教室で『苦しかったら、気のせいを呪文のように唱えて』って私のネタとリンクしますね

本当に脳はぐうたらで、辛いことを止めさせためにエラーの痛みを発信するだけでなく、本業の『考える』ことも放棄するんです!

是非、ご一読を。

余力があれば下記も↓
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ネットに数多くの書評があるので多くは語りませんが

未体験の事案なら、見た目で辛くない方を選ぶ傾向が強く、
体験事案なら、実際の辛さの頂点の高さと最後の印象で決まる「ピーク・エンドの法則」

赤字なのに、追加投資して元を取ろうとドツボにハマったコンコルドの話。
会議は最初に発言した内容が起点となって、議論が中々枠の外に広がらない現象を
船のイカリに例え「アンカリング効果」なんて言うそうな。

何もかも、心理学的観点で読み解き、心理をつかさどる脳にまで話が至る。
先に気付いた者勝ちですわ。

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