噂通り、とても面白いミステリー小説でした。
2016年発行なので図書館で待たずに借りられます。
2017年本屋大賞にノミネートされた時は、受賞すると思っていたのですが
蜜蜂と遠雷が1位だったんですよね。
中身はフィクションなのですが、グリコ森永事件をモデルに
発生日時、場所、脅迫内容、その後の事件報道は史実通りという
ハイブリッドな構成です。
それ故、生々しくて「本当にあったんじゃないか」って思えてきます。
高槻駅前や安威川水防倉庫小屋、草津PAと事件現場が馴染みの場所であることに加えて
未だに犯人は逮捕されないモヤモヤも、この小説が解決してくれた気がします。
日曜日の昼に借りて、途中でやめられず結局0時過ぎまで夜更ししてしまいましたが
ハマりますよ。
来月に映画が公開されたら借りにくくなりますから
読んでいない人は急いで借りてくださいね。
これ読まないと損しますよ。