ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(読書)罪の声

f:id:kus110:20200907180525j:image

 

噂通り、とても面白いミステリー小説でした。

2016年発行なので図書館で待たずに借りられます。

 

2017年本屋大賞にノミネートされた時は、受賞すると思っていたのですが

蜜蜂と遠雷が1位だったんですよね。

 

中身はフィクションなのですが、グリコ森永事件をモデルに

発生日時、場所、脅迫内容、その後の事件報道は史実通りという

ハイブリッドな構成です。

それ故、生々しくて「本当にあったんじゃないか」って思えてきます。

高槻駅前や安威川水防倉庫小屋、草津PAと事件現場が馴染みの場所であることに加えて

未だに犯人は逮捕されないモヤモヤも、この小説が解決してくれた気がします。

 

日曜日の昼に借りて、途中でやめられず結局0時過ぎまで夜更ししてしまいましたが

ハマりますよ。

来月に映画が公開されたら借りにくくなりますから

読んでいない人は急いで借りてくださいね。

 

これ読まないと損しますよ。