ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

人生を楽しむために生きる

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3月に肝細胞がんのため逝去した鈴木ヒロミツ氏の亡くなる8日前の肉声が1冊の本になる。エッセー「余命三カ月のラブレター」(幻冬舎)がそれだ。

本を紹介するヤフー!ニュースの記事の中、氏の言葉に目が留まった。

「お別れ前に、一つだけ生意気を言わせてください。皆さん、これからの人生を、どうか楽しむために生きてください。人にはそれぞれ願いがあると思います。でも、目的が何であれ、笑って、笑って、腹の底から笑えるような人生を送って欲しい。僕はね、死を前にして、はっきり思ったんです。人生とは楽しいものだと。だから、どうか、楽しむために生きてください」。

奇しくもこの土曜日に知人の訃報。乳がんのシコリに気付きながら専門医に行かなかった事で悪化。手術で九死に一生を得て退院したのが2年前。その間、辛かったはずなのにいつも気丈に振舞っていた本当に強い人だった。
静養のため家族で実家の長野に戻り、旦那さんは新幹線通勤で家族を支えた。うちと同じで12歳と9歳のお子さんがいらっしゃった。思い残す事は山ほどあっただろう。

彼女の気持ちに思いを馳せ、先の鈴木氏の言葉を想う。
明日から、どんな困難があっても楽しんでやろう!と。
楽しい事も、苦しい事もひっくるめて人生を楽しんで、腹の底から笑い飛ばしてやろう!