ブルゴーニュの走り書き

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(グッズDIY)アームレストパッド自作

■プロローグ ~スペアパッドが売っていない!

 

この2年ほど傷んだプロファイルのパッドをだましだまし使ってきたんだけど、

そろそろ買い替え時。

 

 欲しいのは、クッション性重視のF19用21mmなんだけど

代理店でずっと在庫切れ。

もう随分と長い間ないから廃盤なのかな。

 

16mmでも良いのだけど送料込みで2400円以上もするのね。

気に入ったものがない時は自作に限ると決心し渋谷のハンズへ行ってきました。

 

■素材さがし

 

DIYコーナーにはたくさんの防振材があります。

 

・NRセルスポンジ

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名前の通り四角く切ったスポンジです。

こいつの良いところは、安価(税込141円)で厚さのバリエーションが豊富なこと。

5mm、10mm、20mm、30mmとあります。

 

パッドの受け皿は湾曲しているので柔軟性も加味して20mmを購入しました。

課題は、天然スポンジゴムなので劣化して縮みます。

使ううちに薄くなるでしょう。縮み代を鑑みて20mmね。

ちなみにハンズはオンラインショッピングもありますよ。

 

hands.net

他のサイトでNRスポンジゴムを調べてみたら

反発弾性、引裂強さ、耐摩耗性、耐屈曲亀裂性に優れるので

アームレストパッドには適しています。

 

 

・EVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂
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ランニングシューズのミッドソールに使われるEVA。

こちらはカラーバリエーションが豊富ですが、厚さは10mmのみ。

屈曲性はあまりなくパッドには硬すぎるのでパスしました。

 

・コンフォートキング
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最初に目をつけていたのは、コンフォートキング。

作業場のマットに使う素材で疲労軽減する機能が魅力です。

 

これでアームレストパッドを自作している方がいらっしゃったので

自分も真似するつもりでした。

弾力性、耐摩耗性、耐スリップ性に優れるという謳い文句ですが

10mm厚しかありません。2枚張り合わせて使うことも考えたのですが

次回にします。

 

■加工

 

防振材はいずれも10x10mmサイズで、測ったかのように純正パッドとピッタリ。

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1. 古いパッドの裏に貼り付けてある面ファスナーを手で引き剥がして再利用します。

 

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2. マスキングと接着剤貼付

接着剤は、スコッチのスーパー多用途2を使いました。

 スーパーXなど超強力タイプを使うとスポンジゴムと相性良く、

受け皿の湾曲とスポンジゴムの反り返りを抑え込むのに十分な接着が可能です。

 

 

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接着剤を塗る際は、面ファスナーを当ててテープでマスキングしておきます。

圧をかけて接着剤が広がることを鑑みて塗面を少しだけ小さくするようにします。

 

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接着剤を貼付し5~10分待ってから

面ファスナーを貼り付けてマスキングテープを外します。

 

3. 仕上げ

スーパー多用途2は、数時間で硬化するので1時間ほどで重しを外します。

後は面ファスナーのアウトラインに沿ってカットすれば出来上がりです。

面積を広く使いたい方はカットせず、そのままどうぞ。
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カットしたらこんな感じ。

ガタガタの手作り感満載。

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出来上がりです。

パッドを丸めて馴染みをだして装着。

面ファスナーがしっかりホールドしてくれています。
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見よ!この圧倒的なボリューム感!

なんだか座布団搭載している感じも否めないけど、

とりあえずこれで暫く使ってみて不便があれば改良します。

 

本日のお代:282円也

 

昨日のworkout

 5km