2023年本屋大賞受賞作
親の都合で人生を振り回される若者のお話です
舞台は瀬戸内海の架空の島ですがしまなみ海道の愛媛寄りをイメージできます
ヤングケアラー、LGBTQ、地域格差が盛り込まれて既視感をおぼえました
凪良ゆう氏の作品を読んだことあるような気がしたのですが
過去のブログを検索してもヒットせず
思い違いでしたが最近の本屋大賞は似たようなテーマのものが
受賞作になっているのかもしれません
2021年受賞作もヤングケアラー、LGBTQ、地域格差がテーマでしたね
scribbleofbourgogne.hatenablog.jp
重要な社会的問題を取り上げることは必然で
そんなことよりもストーリー展開が大切です
面白くて3日で読み切ってしまいましたが
最後は抵抗できない人生を受け入れて取捨選択していく
場合によっては切り捨てる覚悟が大切というメッセージが心に残りました
どんなに辛い人生でも最後に報われる社会であってほしいです