(試乗会レポ)FELT IA1
メイストームさんのトライアスロンバイク試乗会を覗いてきました。
お目当ては、フェルトとキャノンデール。
まずは1台目、FELT IA1
http://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/2016/9568611.html
今年のコナ女子チャンピオンマシン、
IA FRDに次ぐモデル。
ブルホーン、エアロバーを含めバイク全体で空気抵抗を最適化させる設計で
フロントブレーキとジャンクションはカバーで覆われ、
ケーブルは全て内装化。
リアブレーキもBB裏と徹底的なエアロ至上主義。
調整が面倒なので信頼できるお店で購入して、メンテは全てお任せする人に
オススメです。
好印象だったシートポストの固定方法。
左右両側のボルトで内側のウスを引きつける構造で、
重量ミニマムで確実に固定できる設計。
ステムしかり複数のピンで締め上げる方が緩みにくくトラブルを起こりにくい。
品質は細部に宿るって言いますが、まさにココでしょ、ジム フェルトさん。
後ろ三角は小さい流行のデザイン。
レイノルズの72mmハイトのディープリムがイカツイ。
さて、乗ってみた感想です。
ハンドルの調整幅が大きいこと、
トップチューブが短いこと、
これにより胴長短足でも無理なくエアロポジションが作れる点が最大のセールスポイント。
試乗会ではシート高しか調整しなかったので、
上体が窮屈でしたが
エアロバーは10cmほど伸ばし代が残っていました。
バイクは、ステムやエアロハンドルで
リーチを伸ばす事は容易いですが、
短くする事は出来ません。
欧米の設計だと低身長な日本人にはあわないことが多くありました。
(177cmだとLOOK、ORBEA、GUERCOTTI、どれでも無問題でした)
ボジションが出せなければ、どんな高性能マシンもゴミにしかならないので
調整幅の広い仕様は、非常にuser-friendly!
そして、フレーム単体1450gはこのデザインでは凄いこと。
P3の1400gと遜色ない重量でP5に迫る空気抵抗軽減ですから。
乗っていてフレームの薄さを感じます。
ぐんぐん踏んでいたら、凄いスピードですねー、ってSCOTT乗っていたライダーに声かけられました。
試乗会の借り物ですけど(笑)
大井埠頭のどフラット以外での乗り心地を試してみたいです。
道志みちのような所ならどうなるのかなぁ。
下りも操作性良ければ、空気抵抗少ないので無敵のダウンヒルマシンになります。
課題は、メンテナンス性。
エアロ最優先なので扱いが面倒そうです。
ブレーキ調整は頻繁にやらないですが、それでもいちいちカバー取り外して元に戻すのは嫌です。
BB30も音鳴り問題とメンテナンス性がネック。
ブルホーンバーは、380mm幅の狭いものが欲しい所ですが専用設計。
諸々考えて私が買うなら、もうひとつ下のグレード
IA10です。
トップモデルと同じジオメトリーですが、
フロントブレーキはノーマルのキャリパーブレーキ仕様。
フレーム単体1680gと増量しますが、35万円の価格はリーズナブル。
軽量過ぎるモデルは割れやすいイメージがあるので
エイジグルーパーの私は耐久性も考慮してIA 10がオススメです。
昨日のworkout
バイク57km
往路は迷いながら大井埠頭。
帰路は環七でズドンと帰りました。
新しいシフター位置はイマイチ。慣れたけど既製品を凌駕するまでに至らず。
サドル位置は良くなってエアロポジションが楽チン。
どフラット対策でエアロポジションを取り続ける練習を考えねば。
試乗会では大井埠頭の周回コース忘れてしまい往生しました(´・_・`)
もう一回教えてー。
フェルトを扱うライトウェイプロダクツの方、
私のブログをご覧頂いているとの事!
チョー感激しました。
Ordu見た瞬間、もしかして?って切り出して下さったんです。
砧公園走っている事や傘さしランまでご存知(笑)
そういう訳なので、みなさんFELT買って下さい!
(kmdさん、お世話になりました)
試乗会には、フェルト、キャノンデール、サーベロ、スペシャライズド、フジが揃い大盛況でした。