ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

Super bike DIMOND とP5x eTAPを 試乗してきました

スーパーカーブーム世代の私は、

とにかくカッコイイマシンが好き!

特にタイムトライアルバイク(TT BIKE)が大好物。

当代きってのスーパーバイク

DIMOND BRILLIANT とCervelo P5Xに試乗できるってんで

大井埠頭に行ってきました。

【DIMOND BRILLIANT 】

まずはペダルとサドル高をセットしてもらいます。

シートチューブのないブーメラン型フレームに乗るのは初めて。

多少のフワフワを想像していましたが、たわむ感じは皆無。

ペダリングが乱れないので好印象です。

ダンシングでもがいてみましたが、捻れる事もなく

カチッとした乗り心地です。

良い意味で『普通』なんです。

ユニークな形状していますが

ダイヤモンド型と遜色ない剛性感と衝撃吸収性です。

乗っても軽いし、持ち上げても軽い。

フロントブレーキはマグネットカバーに覆われていて、簡単に取り外せます。

中にはTRI-RIG 社製の特注ブレーキ。

オールドファンならカンパのデルタブレーキを思い出す造形です。

カーボンフレームの造形はこだわりまくりで、

フロントホイールのカーブに沿ってダウンチューブをシェイプ。

BB周りもこの造形。

チェーンステーは幅広で極太。

力が逃げないのでよく進みます。

こんな工作ですが、とても軽いので驚きます。

良い事だらけのDIMOND ですが、最大の弱点はブレーキです。

平地だけ、もしくはスピードコントロールだけなら使えますが

山岳ステージの下りでは頼りないです。

シマノのダイレクトマウントとはピッチが違うので取り付け不可。

キャノンデールのスライスは専用ブレーキをやめて2017年モデルからシマノのブレーキに変更しました。

DIMOND にもシマノのブレーキを採用して貰いたいです。

また、偶然お会いしたMat'sさんから

『リアが振れている』って指摘がありました。

乗っていて何も感じなかったのですが、

立ち漕ぎするとホイールかチェーンステーが捩れるようです。

【Cervelo P5X】

泣く子も黙る(か知らんけど)税抜200万円!

消費税16万円ってカーボンバイクが買えてしまいます。

こちらもペダル交換してサドル高をセット。

Mサイズを試乗したんですが、フロントセンターが短くてホイールと爪先が接触

フレームサイズが私には小さい事もあります。

チョット怖い設計ですがUターンなんてやらないから割り切っているようです。

その代わりにフロントセンターが短いのでエアロポジションは楽です。

ポジションの自由度がハンパなく、エアロバーの高さ、突き出しとパッド幅は好みにセッティング可能。

↑「ニョキッ」と伸びるステム

一つのフレームサイズで様々な身長に対応出来ますが、私の好みに反します(>_<)

油圧ユニットをワイヤー引きするハイブリッドディスクブレーキ。

これにも興味ありました。

MTB 用のシマノSLX ディスクを使っていた事がありますが、マウンテンバイクのディスクと違い

ストッピングパワーは低めですが、遊びがあるのでブレーキコントロールは楽です。

いきなりガツンと効いてしまったら

タイヤの細いTT バイクはスリップしちゃうでしょうね。

取り付け位置のボリュームは十分。

油圧ブレーキと違いエアが噛む事はないのかな?

これは情報不足(ユーザーも少数ですし)で分かりません。

乗ってみた印象は車重を感じる事。

ヒルクライムはやりたくないです。

ただし、ironmanで山岳は滅多にありません。

ヨイショ、ヨイショと山を上り、後は下りと平地で貯金を作る。

そんなマシンでしょうか。

SRAM eTAP】

無線コンポ、eTAPを初めて使いました。

直感的に操作出来るんです。

スプロケット(後輪の変速ギア)をイメージして貰って、

右ボタン押せば、チェーンが右に変速し一段重くなります。

左右のボタンを同時に押すとフロントが変速します。

エアロバー先端のボタンは剥き出しで、

反応は機敏でタイムラグは皆無。

バシバシ決まります。

ブルホーンバー側はバーテープの下に巻かれているため

クイックさに欠けますが、不自由さはありません。

バッテリーはそれぞれのディレイラーに付いています。

後発のFSA は前後ディレイラー用のバッテリーを1つにまとめた

次世代ワイヤレスを発案しているので

開発競争間違いなし。

こちらも楽しみです。

課題は、耐久性と信頼性です。

フロントディレイラーのブレード剛性、

リアディレイラーのプーリー。

この辺りはシマノが一枚上手ですね。

【総評】

最新鋭のマシンとパーツ。本当に凄いです。

DH フルサスマシン同様、自転車の枠を飛び越えて違う世界の乗り物って感じです。

どちらのマシンも100万円オーバーで選ばれし者たちの世界ではありますが、

もし、どちらかプレゼントしてくれるというなら

DIMOND を選びます。

乗り心地にクセがなく扱いやすいです。

(自分では買えないけど良い夢を見せて貰いました)

大西さん、ありがとうございました😊

【関連記事もあわせてどうぞ】

DIMOND と Cervelo P5 Three 実車を見てきたぜ!

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異型モデルブームの次は普及版展開(が来ると思う)

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昨日のworkout

スイム3km

バイク40km

ラン2km

朝一でスイム済ませて試乗会へ。

ハッピーな1日でした。