ずーと、ずーっと興味のあったTRAININGPEAKS、始めました。
トライアスリート以外には馴染みのないサービスだと思いますので、簡単に紹介します。
主な機能は、日々のworkoutを集計しコンディションを数値化すると共に目標レースに向けて
どれくらい追い込んだり、休めばよいかマネジメントしてくれるWebサービスです。
10年来同じメニューを毎年繰り返してきましたが、Ironmanの難しさを痛感し今回取り入れてみました。
Step.1 Garmin connectのデータ(TCX形式)をインポート
ガーミンのオリジナル形式であるFitでも同じデータは入っていますが、ダウンロードの際に圧縮ファイルになるので
私はTCX形式でのエクスポート/インポートをオススメします。(TCX形式には心拍数とGPSデータが含まれています)
CTL(Chronic Training Load/過去42日間のトレーニング効果)の算出には最低6週間分のデータが必要ですが、
精緻に算出するためには10~13週分のデータを突っ込んだ方が良さそうです。
今回は、1月2日~3/13日のデータを持たせました。
Garmin connect からエクスポートしたTCXファイルをTRININGPEAKSのカレンダーの真ん中にドラッグ&ドロップするだけなので
手間を惜しまないことをオススメします。
なお、今後の新しいworkoutデータは、Garmin connect をリンクさせておけば自動的に反映されるので楽チンです。
Step.2 年間計画(Annual Training Plan)を作成する
作成にあたって、るみオカンさんのブログが非常に分かりやすいです。
オカンアスリートの研究室
「TrainingPeaks(有料版)を使ったトレーニング計画の作り方」
私も初心者ながら、TSS(Training Stress Score)基準で年間計画を立てられたのは
彼女のおかげです。
さて、週平均TSSを設定するにあたってStep.1で行った10週分のデータが活きてきます。
オフシーズンですが700前後。溝さんの高効率トレも10時間700前後とのこと。
一旦は700で設定してみましたが、レース時のCTLがやや不足していたので750に引き上げました。
それでも、IronmanのMin Target CTLの95を下回る86.4。
この辺りは初年度ってこともありトレーニングを行いながらアジャストしていけば良いと考えています。
それからプラン開始時点でのCTLの入力も必要になりますが、こちらも10週間分のデータが活きてきます。
現在59.9。先週はTOEICテスト優先だったので、CTLが下がりましたが同時に疲労も抜けていました。
ストレス度合いやパフォーマンスを数値化してくれるって素晴らしい!
後は、レーススケジュール(8/20 さぎ島:優先度C、9/10 KOREA:優先度A)を入れれば年間スケジュール完成。
これまで通り、3ハード、1イージーのリズムです。
練習プランはプランとして、私はコンディションによってアレンジしてきました。
イージー週は、設定を超えないことを正とし、ハード3週目は、設定を超えることを正とします。
ハード1、2週は、余裕があっても足をためる。まるでマラソンの序盤中盤のような慎重さです。
現在はプレミアムお試し期間で無料ですが、すっかり気にいってしまい年間契約 $119を支払いました。
これだけ使って月1140円なら安いです。
始める前の懸念事項は、パワーメーターがなくても使いこなせるかってことだったのですが
ポイント練習や日常練習の個別のTSSが大よそ分かりましたので支障はなさそうです。
計画や目標に振り回されて、「今月は300km」などという考えは私には馴染みません。
これまで通り行うべきは
「うっかり400km」。
必要なポイント練習をきっちり積み重ねれば累積距離は必然的に伸びています。
逆に壊れる手前で加減するためにTRININGPEAKSを活用したいと思っています。
【追記】
るみオカンさんの
TrainingPeaksの初期設定解説 http://rumiokan.com/?p=963
TrainingPeaksを活用したパフォーマンス&疲労管理 http://rumiokan.com/?p=867
もあわせてご覧下さい。これだけで必要十分な情報が手に入ります。
昨日のworkout
バイク5km ローラー29km
ラン9km
補強11分
朝ラン9kmのTSSは、48.3
ローラー29km40分メニューは、73.7
これが分かれば、TPに沿って練習量はコントロール出来る。
私はパワーメーターよりも使い慣れたHRが私は管理しやすいです。