ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(映画)バンクーバーの朝日

戦前、カナダバンクーバーで活躍した日本人野球チームのお話。
移民であるが故の差別的扱い、フィジカル面でのハンディを乗り越え、
勝利と称賛を手にするんだけど
ささやかな幸せは開戦と共に散っていく。。。

実話がベースなので切ないです。

でもね、連戦連敗でどん底のチームを勝てるチームに変えた起点。
相手を分析し、作戦を立て、行動する。
見栄えしなくても勝利すれば周りの評価が変わり、取り巻く環境が変わっていく。
小さな成功の積み重ねこそが努力し続けるためのモチベーション。

ところどころにそんな示唆を含ませ、大きな相手に正面からやりあったら一発KOをくらうシーンは
どこか太平洋戦争を想起させる映画でした。
若い役者さんが揃って青々とした作品に仕上がっていますが、厚味渋味が欲しいところ。
星3.5であります。


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