(画像は全てYouTubeより)
■10月15日はLCB's day
Lucy "silver collector" Charles-Barclay が遂に勝ちました
みんなに待ち望まれた勝利が遂に叶いましたね
スイムからブッチギるスタイルは不利とされながらも貫いて
とうとうPole to winを決めてくれました
すごいぞLucy!
これまで高すぎる壁となってきたRyf様とのシーンは胸熱です
今大会のもう一人の主役は間違いなく4位の Taylor Knibb
ゴールでへたり込むその姿にこちらも胸が熱くなりました
前半はものすごい勢いで2位に躍り出て
そのままトップを捕まえそうな勢いでした
プロサイクリングチームでも活躍するTaylor
バイク乗りながら笑ってるし
観客に話しかけるし
並走するバイクカメラにも話しかけるしw
どんだけ余裕やねん
内容は聞き取れませんでしたが何かあったんでしょうか
バイクゴール手前のペナルティボックスに入りましたが
なんのペナルティでしょうか?
ボトル落としたから?(バイクボトルの処理違反ってdamp point 以外で捨てたの?)
1分で復帰したので軽微な反則だと思いますが
後続に追いつかれなかったことは幸いです
来年のニースはスキップして再来年2025のKonaを狙うためのレースは
ほろ苦い経験となりましたが私はハートを撃ち抜かれてしまいました❤
Kona2025はTaylorが勝つに一票!
私の見立てではTaylorの敗因はかけ水不足です
水は飲んでいましたがかけ水が極端に少なかったように思います
結果的に熱中症で後退
最後に力尽きて4位に転落はドラマチックですらありました
■レジェンド集結
初の女性単独開催となった今年のKona
往年の名選手がゲストとして集いました
Michellie Jonesはオリンピックディスタンスで大活躍し
Konaでも勝った名選手
ピンクは彼女のパーソナルカラー
とにかくかっこよかった選手で隣のGregと同世代、Mirindaの一世代前です
全員オージーですね
Natascha Badmannがサングラスを外した顔をはじめてみました
バイクが無双で引退と入れ替わるように同じくスイスのRyf時代に突入しました
お腹の出っ張り具合からそろそろ臨月っぽいMirinda
3人目の出産を控えているのにリポーターやインタビュアーとして大活躍
うちの会社でも出産間際まで仕事して出産後はすぐに復帰する女性が多くいますが
分かっていても簡単じゃないですよね
良い人選だったと思います
■バイザーとカーフガードの選択
Ironmanは空気抵抗との闘いです
フルオーダーのエアロバーに20万円以上投資するトップ選手たち
いかにマージナルゲインを得るかが見どころのひとつ
胸ボトルはほぼ全員が取り入れていましたが
バイザーとカーフガードは選択が分かれました
Lucy はバイザーありのカーフガードなし
Taylorはバイザーなしのカーフガードもなし
代わりにロード選手のような長めのソックスです
Laura Philippはバイザーなしのカーフガードあり
Jocelyn McCauleyはバイザーもカーフガードもなし
Nordenはカーフガードのみ
Ryf様はカーフガードのみ
バイクで離されたくないAnne Haugはバイザーのみ
ここまで選択が分かれたのが不思議です
バイザーは装着にそれほど手間はかかりません
敢えてバイザーを外す理由があるならば体温の上昇でしょうか
カーフガードは濡れた足に履くと手間取るので
履かない理由はトランジットタイムを気にしてのことかもしれません
トランジットタイムや体温上昇を天秤にかけて
それぞれの選手の選択が実に興味深いです
■胸ボトル
ほとんど全員が豊かな胸をしていましたが注目はLucy
T1でなにかゴソゴソやっているなと思ったら
ハイドレーションパックを仕込んでいました
佐渡など国内大会でも見かけましたが水の重さが腰への負担になりそうなことと
水パックの冷却効果がなさそうなので懐疑的でした
ハイドレーションパックはケースに収められた状態で
肩ひもなどは使用せず胸に収納するだけの使い方でした
■T2でのヘルメット脱帽するタイミング
Taylorが早々にヘルメットを脱いで持って走るのでビックリ
被って走った方が速いのになぜでしょう
オリンピックディスタンスでも戦う彼女らしからぬミスです
この時すでに熱中症気味で冷静さを失っていたのかもしれません
その直後も似たシーン
ヘルメットを脱いだJocelynの横をLaura がすり抜けていきます
ランスペシャリストのAnneはT2ギリギリまであご紐に指すらかけませんでした
ヘルメットと同様にスイムゴーグルもおでこに上げて走るか外したら腹にしまうか
いずれにしても手に持たないことが賢明です(知らんけど)
■冷却タオル
LauraとNordenが細長いタオルのようなものを
襟元に仕込んでいました
ぱっと見た感じでは日本でも売っている冷却タオルっぽいです
水に濡らして振り回したら冷たくなるヤツです
これは安価で手に入るのでマネしやすいですね
■ランニングボトル
最近のワンピースは前身頃の内側にポケットがあります
LucyもLauraもTaylorも同じような細長くて小さなボトルを
持って走っていました
私のレースウェア(カステリのセパレート)にはバックポケットしかありませんが
前身頃だと揺れないのかな
アイロンで後付けのポケットを試してみようか検討中です
■なにはともあれめでたい
ポディウムも介助なしでは降りられないほど出し切ったLucy
ケガもあったのに見事なカムバックです
ゴール手前
彼女の胸に去来するのはどんな思いだったのか
インタビューは短く犬の話とかで終わっちゃいましたが
つづきはYoutubeで出てくるでしょうね
4位のTaylorにはマイクが回ってきませんでしたがこちらも是非ききたかったです
Age出場のお母さん共々あっぱれでした
■おまけ
カイルアピアのキャパが限界で男女別開催になった時に
隣のオールドエアポートに会場移したらいいじゃないかって思ったんです
ところが岩礁でビーチはないよって話で頓挫
実際の映像を観て納得しました
(写真奥にカイルアピアのゲータレードオブジェが微かにみえます)
でもさカイルアピアやキンカメの真横じゃなくても
ケイキビーチやパビリオン1ならできそうじゃないですか?
たぶん問題の根っこはビーチがどうのこうのって言うんじゃなくて
地元の支持を得られなくなったからなんだろうね
レース後の記者会見も印象的でしたね
Anneは糖尿病を患って補給に問題を抱えていること
ケトン食で乗り切ったのかもしれませんね
Taylorははじめての42.2kmだったこと
初マラソンがKonaってスーパーすぎるわ
LucyがUKで準備を重ねたことをMikaさんが質問していましたが
ZWIFTはKona対策にバッチリだったこと
女性だけのKonaは史上初開催ですが男性に邪魔されずフェアに行われたことと
多くの女性プロがサブ9を達成し力を示したことが
今後のIronman発展につながるはずです
全部素晴らしい♪
昨日のworkout
ノートレ
明け方に目が覚めてKonaを観たらLucyが復路のクイーンKに入ったところ
二度寝して目が覚めたら歴史的な瞬間が近づいているのでライブ観戦
5位のLyf 様のゴールを見届けてからスイムスタートにプレイバック
こういう見方ができる動画配信は最高ですね
そこからは気になるネタのオンパレードでKonaに釘付けでした
昨年は現地でライブを観ながら近づいてきたらコンドの外に出て応援したり撮影してましたが
日本に居て濃厚なレース観戦記を書き上げるのも別の楽しみがありますね
おかげでお台場のトライアスロン日本選手権はもとより
まっ、明日以降フォローすれば良いか⭕️
後から楽しめる動画配信万歳です🙌