ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

ブルさんチェック Ironman World championship 2023 Kona

(画像は全てYouTubeより)

 

■10月15日はLCB's day

 

Lucy "silver collector" Charles-Barclay が遂に勝ちました

みんなに待ち望まれた勝利が遂に叶いましたね

 

スイムからブッチギるスタイルは不利とされながらも貫いて

とうとうPole to winを決めてくれました

すごいぞLucy!

 

 

これまで高すぎる壁となってきたRyf様とのシーンは胸熱です

 

 

 

今大会のもう一人の主役は間違いなく4位の Taylor Knibb

ゴールでへたり込むその姿にこちらも胸が熱くなりました

 

前半はものすごい勢いで2位に躍り出て

そのままトップを捕まえそうな勢いでした

 

 

プロサイクリングチームでも活躍するTaylor

バイク乗りながら笑ってるし

 

 

観客に話しかけるし

 

 

並走するバイクカメラにも話しかけるしw

どんだけ余裕やねん

 

内容は聞き取れませんでしたが何かあったんでしょうか

 

 

バイクゴール手前のペナルティボックスに入りましたが

なんのペナルティでしょうか?

ボトル落としたから?(バイクボトルの処理違反ってdamp point 以外で捨てたの?)

1分で復帰したので軽微な反則だと思いますが

後続に追いつかれなかったことは幸いです

 

来年のニースはスキップして再来年2025のKonaを狙うためのレースは

ほろ苦い経験となりましたが私はハートを撃ち抜かれてしまいました❤

Kona2025はTaylorが勝つに一票!

 

私の見立てではTaylorの敗因はかけ水不足です

水は飲んでいましたがかけ水が極端に少なかったように思います

結果的に熱中症で後退

最後に力尽きて4位に転落はドラマチックですらありました

 

 

■レジェンド集結

 

初の女性単独開催となった今年のKona

往年の名選手がゲストとして集いました

 

 

Michellie Jonesはオリンピックディスタンスで大活躍し

Konaでも勝った名選手

ピンクは彼女のパーソナルカラー

 

とにかくかっこよかった選手で隣のGregと同世代、Mirindaの一世代前です

全員オージーですね

 

 

 

Natascha Badmannがサングラスを外した顔をはじめてみました

バイクが無双で引退と入れ替わるように同じくスイスのRyf時代に突入しました

 

 

お腹の出っ張り具合からそろそろ臨月っぽいMirinda

3人目の出産を控えているのにリポーターやインタビュアーとして大活躍

うちの会社でも出産間際まで仕事して出産後はすぐに復帰する女性が多くいますが

分かっていても簡単じゃないですよね

良い人選だったと思います

 

■バイザーとカーフガードの選択

 

Ironmanは空気抵抗との闘いです

フルオーダーのエアロバーに20万円以上投資するトップ選手たち

 

いかにマージナルゲインを得るかが見どころのひとつ

胸ボトルはほぼ全員が取り入れていましたが

バイザーとカーフガードは選択が分かれました

 

Lucy はバイザーありのカーフガードなし

 

Taylorはバイザーなしのカーフガードもなし

代わりにロード選手のような長めのソックスです

 

Laura Philippはバイザーなしのカーフガードあり

 

Jocelyn McCauleyはバイザーもカーフガードもなし

 

Nordenはカーフガードのみ

 

Ryf様はカーフガードのみ

 

バイクで離されたくないAnne Haugはバイザーのみ

 

ここまで選択が分かれたのが不思議です

バイザーは装着にそれほど手間はかかりません

敢えてバイザーを外す理由があるならば体温の上昇でしょうか

 

カーフガードは濡れた足に履くと手間取るので

履かない理由はトランジットタイムを気にしてのことかもしれません

 

トランジットタイムや体温上昇を天秤にかけて

それぞれの選手の選択が実に興味深いです

 

■胸ボトル

 

ほとんど全員が豊かな胸をしていましたが注目はLucy

 

T1でなにかゴソゴソやっているなと思ったら

ハイドレーションパックを仕込んでいました

佐渡など国内大会でも見かけましたが水の重さが腰への負担になりそうなことと

水パックの冷却効果がなさそうなので懐疑的でした

 

 

ハイドレーションパックはケースに収められた状態で

肩ひもなどは使用せず胸に収納するだけの使い方でした

 

■T2でのヘルメット脱帽するタイミング

 

 

Taylorが早々にヘルメットを脱いで持って走るのでビックリ

被って走った方が速いのになぜでしょう

オリンピックディスタンスでも戦う彼女らしからぬミスです

この時すでに熱中症気味で冷静さを失っていたのかもしれません

 

 

その直後も似たシーン

ヘルメットを脱いだJocelynの横をLaura がすり抜けていきます

 

ランスペシャリストのAnneはT2ギリギリまであご紐に指すらかけませんでした

ヘルメットと同様にスイムゴーグルもおでこに上げて走るか外したら腹にしまうか

いずれにしても手に持たないことが賢明です(知らんけど)

 

■冷却タオル

 

 

LauraとNordenが細長いタオルのようなものを

襟元に仕込んでいました

ぱっと見た感じでは日本でも売っている冷却タオルっぽいです

 

 

水に濡らして振り回したら冷たくなるヤツです

これは安価で手に入るのでマネしやすいですね

 

■ランニングボトル

 

最近のワンピースは前身頃の内側にポケットがあります

 

 

LucyもLauraもTaylorも同じような細長くて小さなボトルを

持って走っていました

 

 

私のレースウェア(カステリのセパレート)にはバックポケットしかありませんが

前身頃だと揺れないのかな

 

 

 

アイロンで後付けのポケットを試してみようか検討中です

 

■なにはともあれめでたい

 

 

ポディウムも介助なしでは降りられないほど出し切ったLucy

ケガもあったのに見事なカムバックです

 

 

ゴール手前

彼女の胸に去来するのはどんな思いだったのか

インタビューは短く犬の話とかで終わっちゃいましたが

つづきはYoutubeで出てくるでしょうね

 

4位のTaylorにはマイクが回ってきませんでしたがこちらも是非ききたかったです

Age出場のお母さん共々あっぱれでした

 

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■おまけ

 

カイルアピアのキャパが限界で男女別開催になった時に

隣のオールドエアポートに会場移したらいいじゃないかって思ったんです

 

ところが岩礁でビーチはないよって話で頓挫

 

実際の映像を観て納得しました

(写真奥にカイルアピアゲータレードオブジェが微かにみえます)

 

 

でもさカイルアピアやキンカメの真横じゃなくても

ケイキビーチやパビリオン1ならできそうじゃないですか?

 

 

 

たぶん問題の根っこはビーチがどうのこうのって言うんじゃなくて

地元の支持を得られなくなったからなんだろうね

 

www.youtube.com

 

レース後の記者会見も印象的でしたね

Anneは糖尿病を患って補給に問題を抱えていること

ケトン食で乗り切ったのかもしれませんね

Taylorははじめての42.2kmだったこと

初マラソンがKonaってスーパーすぎるわ

LucyがUKで準備を重ねたことをMikaさんが質問していましたが

ZWIFTはKona対策にバッチリだったこと

女性だけのKonaは史上初開催ですが男性に邪魔されずフェアに行われたことと

多くの女性プロがサブ9を達成し力を示したことが

今後のIronman発展につながるはずです

 

全部素晴らしい♪

 

昨日のworkout

ノートレ

 

明け方に目が覚めてKonaを観たらLucyが復路のクイーンKに入ったところ

二度寝して目が覚めたら歴史的な瞬間が近づいているのでライブ観戦

5位のLyf 様のゴールを見届けてからスイムスタートにプレイバック

こういう見方ができる動画配信は最高ですね

 

そこからは気になるネタのオンパレードでKonaに釘付けでした

昨年は現地でライブを観ながら近づいてきたらコンドの外に出て応援したり撮影してましたが

日本に居て濃厚なレース観戦記を書き上げるのも別の楽しみがありますね

 

おかげでお台場のトライアスロン日本選手権はもとより

ラソンMGCも宇都宮ジャパンカップも観てません

まっ、明日以降フォローすれば良いか⭕️

後から楽しめる動画配信万歳です🙌