久しぶりに英語学習のネタです
英語が話せないとお悩みの方へ助けになるかもしれません
■きっかけ
思い起こせば今年2023年2月でした
TOEIC Listening & Reading を毎年毎年述べ8回も受験していますが
600点手前で足踏みしてて成長を感じません
なにより学習の目的である英語の会話力が全然伸びません
海外の製造現場にこちらの苦労と
文句の一つも言ってやりたいってのが学習の動機ですが
言いたいことを英語に変換できずもどかしいし
無理やり英語で話しても上司から「日本語で説明して」と言われる始末
何かを変えないといけないタイミングでした
Listeningは平均ですがReadingが壊滅的に苦手です
業務上でも英文はDeepLやGoogleに頼っているから尚更改善されません
自分の努力不足を棚に上げて言えば
メールもプレゼン資料もテクノロジーに頼って良いとすら思います(こらこら)
だって仕事はコミュニケーションとチームワークで成り立っていて
英語の練習台じゃないもんね
TOEICの質問音声が1回だけしか聞けないのはイジワルだし
会話で文法的な間違い(形容詞と副詞)があってもお互い様
彼らだって変な日本語を話すけど私たちはイチイチ指摘もしないし
見下すこともしないでしょ
pay no attentionです
そんな愚痴と恨み節を含んだ悩みを
英語の先生に打ち明けました
先生から勧められたのか自ら志願したのか記憶は定かではありませんが
TOEIC L&R から Speakingテストへの乗り換えを決意しました
■テスト形式と対策
本番では11問あってパソコンに向かって回答します
①音読は短い英文を45秒黙読してから読み上げます
②写真描写は1枚の写真を見せられて45秒で準備して30秒で答える問題です
③応答問題は画面に質問文が表示されて3秒で準備して回答します
内容 | 問題数 | 解答時間 | 課題概要 | 評価基準 | 採点 スケール |
---|---|---|---|---|---|
Read a text aloud (音読問題) |
2 | 各問45秒 (準備時間 各45秒) |
アナウンスや広告などの内容の、短い英文を音読する |
|
0~3 |
Describe a picture (写真描写問題) |
2 | 各問30秒 (準備時間 各45秒) |
写真を見て内容を説明する | 上記の事柄すべてに加えて
|
0~3 |
Respond to questions (応答問題) |
3 | 15秒または30秒 (準備時間 0秒 ※各質問とビープ音の間に3秒) |
身近な問題についてのインタビューに答えるなどの設定で、設問に答える または、 電話での会話で、設問に答える |
上記の事柄すべてに加えて
|
0~3 |
Respond to questions using information provided (提示された情報に基づく応答問題) |
3 | 15秒または30秒 (準備時間 45秒 ※各質問とビープ音の間に3秒) |
提示された資料や文書(スケジュール等)に基づいて、設問に答える | 上記の事柄すべて | 0~3 |
Express an opinion (意見を述べる問題) |
1 | 60秒 (準備時間 45秒) |
あるテーマについて、自分の意見とその理由を述べる | 上記の事柄すべて | 0~5 |
本番にむけて①~③の練習問題を繰り返すことと日々の自主トレは
・3行日記:今日の出来事、なぜそうなった、どう思った(what / why / how)
週3本くらいなら無理なく書けます
Grammarlyってappに日記を書くと前置詞の抜けや文法ミスを指摘してくれます
・RedKiwi:リスニングapp 映画など動画のセリフを語群から選んで並び替える
無料でも毎日5分できます
どんな素晴らしい学習方法でも毎日やらないと身につきません
とにかくハードルは低くして毎日続けることを最重要にして取り組みました
3行日記は週3本以上でRedKiwiは5分を週5を目標にしました
ここでハプニング
そろそろ受験の申込みをしようと思ってサイトを覗いたら本日16時が締め切り
あわてて申し込んだら12月上旬開催で
例年より1ヶ月早いタイミングになっちゃいました
これが禍いして「提示された情報に基づく応答問題」と
「意見を述べる問題」は対策なしのぶっつけ本番
受験前に模擬問題で出題形式だけ把握するにとどまりました
■変化の兆し
Speakingテストを受験する前から自分の変化を感じていました
6月に社内タスクフォースの成果報告をメンバー全員で社長に行ったんですが
なんとか会話が成立しました
英語が得意なメンバーに支えられ自分は要所要所のみの発言でしたが
2時間におよぶ英語の会議に耐えられたのは自信につながりました
(終わった後はどっと疲れて抜け殻になりました)
分からない単語に引きずられて後の話を聞けなくなる回数が減って
ざっくり意図をつかめるようになってきました
こうなるとメモリー容量の小さな脳でも相手の言うことが理解できてきます
練習問題③の反復練習すると回答のレスポンススピードが上がります
おかげで会話のテンポを乱すことが減りました
少し時間をもらえれば短文を練れるようになったので
会議では自分の順番が来る前にチャチャと準備していました
■本番テスト
三軒茶屋にある学校が会場でした
指定された時間に行ってヘッドセット付けて20分で終了します
L&Rテストの2時間に比べれば僅か1/6で終わっちゃいます
終わった後の疲労度はとても軽いです
■はじめての挑戦結果は130点
L&Rと違って受験票も試験結果もWebのみでスコアは130点でした
130点って言われても皆さんピンっときませんよね
Speakingはスコアに対するヒエラルキーが薄いのも気にいっています
L&Rだと700点取れたらどうの、900点超えたらどうのてのがありまして
スコアは求めていない自分でも600点に届かないと不甲斐なく思っていました
130点への評価はこんな感じです
スコア 130~150 |
一般的にスコアが130~150のレンジ内に該当する受験者は、意見を述べたり、複雑な要求に対して、適切に応えることができる。しかしながら、少なくとも部分的に意見の根拠や説明が聞き手にとって不明瞭なことがある。これには、以下の理由が考えられる。
書かれたものを読み上げる際の英語はわかりやすい。 |
---|
TOEIC のスコアや評価はほぼ実力を言い当てています
L&Rで600/990だと大よそ会話やテキストの60%を理解できる力に相当します
Speakingで130/200だと65%くらい相手に通じる力で受験者平均値になります
これまで不甲斐ない思いばかりでしたから評価を読んで
自己肯定感バク上がりです
加えて発音とイントネーション、強弱は普通レベル
これもちょっと嬉しい誤算でした
うちの社内見まわしてもほとんどJapanese Englishです
フランス人もモロッコ人もインド人も中国人もそれぞれお国言葉の英語です
大きな声ではっきり言えば相手にちゃんと伝わります
英会話を9年やっても人並レベルなのはスタート地点がマイナスだからです
中学~大学まで英語は追試レギュラーメンバーで大の苦手科目でした
当時の先生が外資企業に勤める私の姿を見ると腰を抜かすはずです
スコアはさておき海外の方と話して文化の違いを知ると本当に楽しいです
次の目標は
・突然話を振られても慌てず2センテンス以上で返すこと
・ジョークにもひるまず乗っていくこと
・怖じ気ずに外国人グループに飛び込むこと
です
早速来月にはしぶやニュー駅伝の後にその機会があるでしょう
小松屋酒店さんで立ち飲みできなくなって
Nambanメンバーとおしゃべりする機会が減っちゃいましたが
奮起します
■最後に
英語学習って100人いれば100通りの方法があります
どれが自分の求めるものに合うのか全て試すと時間の無駄です
最短でゴールにたどり着くためにはコーチを雇うのがベストで
ここはトライアスロンと似ています
会話のボリュームを求める方はレアジョブやDMM英会話で良いと思います
でも先生の多くは英語が喋れるだけで英語教師の資格を持っている訳でも
アカデミックに言語を研究している訳でもありません
私は隙間時間に勉強するタイプなのでappを多用します
レアジョブやDMMの先生がオススメのapp紹介してくれますかね?
無いと思います
困っている生徒にいかに手を差し伸べるか
解決策(引き出し)を多く持っている先生が頼りになります
英語はコミュニケーションの道具であって通じればOKです
Japanese Englishでスラスラ話す同僚がかっこよくて
自分の目指す理想です
英語が話せないとお悩みのみなさんには
私を育ててくれたFF Englishをおすすめします
先生ご自身も英語トレーニングは欠かさず
そのメニューはアスリートチックですらあります
小学生から上級者まで広くカバーできますので悩んでたら一度お問合せください
昨日のworkout
スイム3km
ラン8km
筋肉痛も癒えて公園で土道ジョグ
夜はどうしても泳ぎたくて営業している渋谷スポセンへ行きました
コースが空いたらインターバル
混んでいる時は一定ペースで流しました
ローリングとプルの連携を身体が覚えていてホッと安心しました