ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

悔しかった分だけ喜びはデカイ


研修会場は地上39階。
曇り空ですが、武蔵小杉のタワマン群やお台場の観覧車が見えます。

アジアパシフィックのHRディレクターを招いてのマネージャー研修に参加したんですが、
今回は通訳なしで参加しました。

リンク:挑戦せずに後悔するより失敗する方が100倍幸せと気づいた話

↑ 昨春の研修でめっちゃ悔しい思いをしたのが原動力です。


この研修に先立って、もう一つショッキングな出来事がありました。



ジャジャ~ン

1月に受けたTOEIC。昨年から100点以上スコアを落としてしまったんです。
本当に、本当にショックで、この結果をどう消化すれば良いのか分かりませんでした。

毎日勉強は積み上げているし、会話もボチボチでき始めて手応えあっただけに
5日間凹んだり、自分なりに解釈してみたりオロオロしてました。
(もうね、ブログのネタにできないくらいのインパクトだったんですよ。)

インフルエンザによる自宅待機明けで頭が回らなかったから・・・
言い訳がいっぱい浮かびました、所詮言い訳です。

勉強不足による実力不足。
負けを認めて、どこが勉強不足なのか考えました。

TOEICは、リスニングとリーディングを試されます。
リスニングは普段会話していることの延長ですから、特別な対策は講じません。
リーディングは、kindleで児童小説の音読に挑戦していたんですが
読むスピードや1回で理解する力を育むには至りませんでした。
また、業務上でもたくさんの英語のメールや書類があるんですが、
手抜き且つ正確に内容を理解するためにGoogle翻訳を活用しています。
これが良くなかった。
手抜きを覚えてしまい成長の機会を逃したんだと考えています。

もうひとつ、なぜ英語を勉強しているのか「why」を自問自答してみました。
・フランスの製造工場に文句のひとつも言ってやりたい。
・日本のお客さんの反応を本社に届けたい。

自分の目的を再確認した上で、今の取り組みの方向性優先順位は合致しているか
考えたら
方向性は正しい、TOEICのスコアは第2優先。

TOEIC's score is just a numbeeeeeeer !
(スコアなんてただの数字さ)

と失敗を消化するのに10日かかりました(笑)

更に脱線しますが、TOEICでワースト記録を樹立したことを英語の先生にシェア。
オススメのニュースアプリと補助アプリをアレンジしてもらいました。
まるで選手とトレーナーみたいな関係ですが、このサポートが私にはとても助かります。
英語を話す機会が必要ならレアジョブなど既存オンラインレッスンで十分ですが、
受講生の状況に応じてアレンジしてくれることが私の受けているレッスンの強みです。

(リンク:FF English) 


話を研修に戻します。

ディレクターの話している内容の60%は分かります。
しかし、ちょいちょい間違って理解してしまい
危うくトンチンカンな回答をしそうなところを、
なんとか凌ぐ場面もありました。

でも、とにかくチャレンジです。

前に立ってチーム発表もやらせてもらいました。
一言、二言話したところで、見かねたチームメイトがその殆どを座席から
サポートしてくれてクリアw
私は実質しゃべってないんですけどね。
あんまりにも酷い状態だったのかと恥ずかしくなりましたが、
「今日は挑戦する」って決めてますから凹みません。

次の発表は無理せず、日本語と英語のチャンポン。
同時通訳の人が困らないように、区切りながら混ぜて話しました。
これは、普段のレッスンや上司の会話と同じなのでノンストレスです。

そして、研修最後のwrap up
幸運にもトリを務めたので、皆さんのフレーズを盗用して
今回の研修で得たことを手短に発表しました。

ほんと、グチャグチャな英語だって自覚しているんですが、
直接伝えたいし、会話のテンポや間がコミュニケーションの要(かなめ)ですから。
そのために英語を日々勉強しているんですから。

2日間を乗り切りました。
前回感じた悔しさは、ありません。
挑戦する前に感じていた不安や恥ずかしさは、ありません。
研修の目的達成度は、やや落としたと思います。
でも、これで良かったと思っています。


会議が終わってから、
私のブロークンな英語について誰も何も言いません。
本当に酷いから傷つけたくない遠慮や配慮かもしれませんが、
英語は堪能な方でも誰だって最初は初心者だったんです。

今の私と同じような経験や思いがあって現在に至るとすれば、
温かく見守ってくれる人が大半ですし、ディスる人はいないでしょう。
特に欧米には頑張る人を応援する文化が根ざしています。

だから、英語を話せるようになるためには、
恥ずかしいっていう気持ちを捨てることが大切だと思うんです。

悔しかった分だけ、ショックが大きかった分だけ、
今回の喜びはデカイです。

この喜びのおかげで先のTOEICの酷いスコアについては、
「インフルエンザでも455。ここが底辺なら悪くないじゃん!」
って思えるようになりました。


昨日のworkout
スイム3km