KKベストセラーズ発刊雑誌「一個人5月号」の特集が『般若心経を愉しむ』です。
お遍路、座禅、写経など細やかな解説がついていますが、中でも秀逸なのは
「般若心経262文字の真理を説く」です。
私の実家では小さな頃から毎晩”お勤め”として家族で仏壇に向かい唱えていましたので、
非常に身近だったのですが、意味を知ったのは初めてです。
37年それなりの人生を送り、人並みにもがき苦しむ毎日を過ごしていますが
「空」の境地に至らずとも、苦悩を克服するヒントはあるように感じます。
「形あるものは空である」なんていうと達観した感じで縁遠い感じがしますが、
所詮、現世すべて「空」なのだから今の物事に執着しない事が肝要なんだって理解してみました。
人それぞれ感じ方は様々だと思うので、自分なりに噛み砕いて吸収するのが真理なのかとも思います。