ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(映画)Eddie The Eagle

JETSTARの機内で観た映画なんだけど、思いのほか良かったです。
日本では2016年11月に公開予定で機会あればぜひ。

ストーリーは、イギリス史上初のスキージャンプオリンピック代表選手として
カルガリーオリンピック(1998年)に出場したマイケル・エドワーズ選手の実話。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%BA#.E4.BC.9D.E8.A8.98.E6.98.A0.E7.94.BB

オリンピアンになりたいその一念でダウンヒルからスキージャンプに転向。
コーチもツテもないのに単身ジャンプ台に乗り込んで練習開始。
このあたりは作り話だろうけど、スキージャンプの怖さを知っている者としては
ものすごく無謀なチャレンジ。

私なんか30m級のスモールヒルを何度か”落ちて”、
40m級のミディアムヒルは1度”落ちてこけた”っきり
怖さと不適合を思い知ってクロスカントリーに転向したからね。

ミディアムヒルで着地を成功させるだけでも凄いのに、
ノーマルヒルラージヒルにステップアップしたことなんて超絶所業。
そして、カルガリー前に61mを飛び派遣記録を突破。

とはいえ、ノーマルヒルで40~50mしか飛べなくてオリンピック代表選手だと協会や選手から疎まれることもしばしば。


いろんな邪魔や嫌がらせを受けつつも狂気の情熱で乗り越えていくエディ。

カルガリーオリンピックで人気者になったところは、シドニーオリンピック水泳のムサンバニ選手を彷彿します。


カルガリー当時は、足を揃えて飛ぶクラシカルスタイルだったけど映画は全てV字ジャンプ。
もう今では揃えて飛べるスタントマンは居ないんでしょうね。


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映画のエンドロールで、
「オリンピックで大切なことは勝つことではなく参加すること
 人生で大切なことは勝利の美酒ではなくもがくこと」とメッセージが流れます。


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もがき続けて手に入れたオリンピック代表の座と73.5mのイギリス記録。

ハワイ出たけりゃ、もっと狂気に踊らなきゃ。Goona crazy!