ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

今だからこそ (読書)禅とハードル

(このエントリーが幸運の使者になる事を願って)



タケがラグビー部を辞めるらしい。



カミさんに教えてもらったんで真相は分からないんですが、



監督さんが慰留に必死で部会を開くとかなんとか。



 



入部は自分で決めたこと。退部も自分が決めれば良いのですが



退部する時に長時間話し合いが行われるため子供にはストレスがあるようです。



 



これまで何人もの生徒が辞めてもクラブのマネジメントを変えなかったこと、



入部の時は長時間の話し合いがなくて退部の時だけ話し合うこと



 



なんか妙な話ですね。



タケはストレスのようですが、


私はこの熱心な監督さんの話を伺ってみたいし興味があります。



たとえ、タケが辞めた後でもお会いしたいです。






更に奇妙で厄介な話になりますし、監督さんにメリットがないので自重しますが、


気が合うかもしれません。



(タケが辞める辞めないは無関係です)



 



公立高校が私立を倒すことに闘志を燃やしているって私の好みですから。



一番尋ねてみたいことは、



「監督さんの目指している、望んでいる勝利」についてです。






1日のオフ以外、ずっと頑張っているわが子の姿を見てエライな~と感心していましたが



数ヶ月前から辞めたいとこぼしていました。


私はこの時点で辞めたら良いと思っていました。



自らやりたいと思えないことなんて、絶対に大成しません。



「勉強しろ」と言われたり「練習しろ」と言われている時点で


敗北に等しいと考えています。



 



それでも尚、子供たちを率いて勝利を目指す訳ですから、


どんなメンタリティなんだろうって興味がある訳です。



 



監督さんは、「頂上からの眺めを見せてやりたい」一心なのかもしれません。



勝利や努力は素晴らしいことだし、その後の人生の自信を与えてくれます。






でも、それはラグビー以外の方法でも可能なんですよね。



頑張って、頑張って、それでも自分にあっていなくて、


違う道を選ぶことで大成するチャンスが舞い込むことがあります。



 






また、世界陸上のメダリスト 為末大氏が『禅とハードル』で語ったように



仮に世界のトップになっても何も変わらず、


勝てばきっと充実した世界があると信じて頑張ってきても



そこに到達すると次の頂上(大会連覇とかね)が見えてくるだけなんですよね。



 



レベルが違えど、フルマラソン2時間50分切り、


IRONMAN HAWAII出場がまさにそれで、



達成した後も何も変わらない日常が続くだけ。



 



頑張って練習し続けてきて、立派だと思えるものを必死に掴み取ったんですが



あらためて見ると、Konaのゴールですら思っていたほど立派じゃないんです。



 



走ることに意味はなく、意味がないところに向かって走ること。



なんでしょうね。この喪失感と言うか、ぽっかり開いた心の隙間。



 



それが分かっていて、サブスリーKona尊いです。



努力する価値があると思います。



私は今そんな心境なので、この監督さんにお話を伺ってみたいんですよね。



「監督さんの目指すものってなんですか?」って。



 



この週末、各地でマラソン大会がありました。



結果に一喜一憂するポストをたくさん目にしました。



 



望む結果が得られなかった方には、ぜひこの一冊をオススメします。



 



(リンク)私のレビュー:(読書)禅とハードル



http://scribbleofbourgogne.blog.fc2.com/blog-entry-3601.html







昨日のワークアウト


スイム2km


ラン6km





Walking Challenge が終わり通常運転。


久々のスイム。溺れることはありませんがペースが上がりませんでした。


明日はローラーを再開。たぶんダメダメでしょうね。