ブルゴーニュの走り書き

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日本は後進国と自覚する

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最近気になった記事 『外国人が住みたい、働きたい国ランキング』

ブルームバーグの元ネタは、HSBCホールディングスの調査なんだけど

 

ポイントは、

(1)日本は調査対象33ヶ国中で32位。

  外国人は日本に住みたくも働きたくもないって思っているのよ。

  給与安いし、生活の質と心身の健康の水準低いし、

  外国人には閉鎖的だしね。

  日本に来ている外国人は、みんな親日派

  情報にバイアスがかかっている。

  世界を見渡すと日本以上に魅力的な国はたくさんあるってこと。

  こんな状態で海外から優秀な人材は集まらんだろう。

  外国人労働者の門戸を開いたとしても集まる人たちと理想にギャップが生じるよ。

 

(2)アメリカも10位に入っていない。

  日本では留学先や就職先としても人気なアメリカだけど、これも違う。

  世界はヨーロッパ、中東、アジアを中心に回っている。

  (ベトナムミャンマーに続くのはどこだろう?)

  

 

極端な言い方をすれば、自分の子供たちが私と同世代になる

30年後はこの傾向がより顕著になって

日本人が海外に出稼ぎに行く時代になっているかも。

(ボーダーレスが進むけど、国同士の分断はどうなるか不透明)

 

30年先を見据えて、言葉や生活習慣の多様性に適応していき

もはや日本は後進国(昭和30年代の新興国に戻った)

であると理解した方がよいと思う。

 

 

議論の出発点が、先進国なのか後進国なのかでは結論は大違いな訳で

外国人労働者受け入れや移民難民問題、更にはこの国の産業構造やクールジャパンの

観光施策に影響するし、

国民1億総中流社会は絶滅したのと同然です。

 

この状況を理解した上で、子供たちにどうバトンを渡していくかが

親としての自分の責任だと感じています。