セントジョージでのIronman world championship 2021を週末に控え
にわかに盛り上がってきたのがスペシャルバイク
中でも有力候補のブルンメンフェルトのバイクはトップチューブレスで
注目を浴びています
(triathlete. comより転載)
トップチューブレスといえばアトリエ ドゥ キャファ
店主の辻元誠氏が手掛けたのは1990年代もしくは1980年代です
私が出会った1999年の以前から開発と製品化していたので
詳しい年代はわかりませんが氏の設計思想が
世界最大の自転車メーカーを凌駕していた事実に驚きと誇らしさを感じます
(私も元Vバイクのユーザーです)
ブルンメンフェルトのバイクに話をもどします
エアロバーの先端に取り付けた変速スイッチやフロントハイドレーション、
サイコンマウントをベタベタと養生テープで固定しているあたりが
なんともプロトタイプらしいです
フレームにはロゴもないことから本番ではちゃんとカスタムペイントを施された
バイクを投入するんだろうなと見ています
このプロトタイプの大きな意義は
GiantがUCI承認を無視したバイクを開発・投入することにあります
スペシャライズドの旧Shivに端を発したUCI非公認=Ironmanに特化したバイクは
その後TREKなど複数のメーカーに伝播しましたがどれもこれも高級価格帯で
完成車100万円オーバーの高止まりです
無論このプロトタイプは100万円か200万円だと思うのですが
カーボンの糸から製造するGiantはこれまでに何度も自転車業界に価格破壊を起こしました
来年もしくは再来年には同じ型を使ってカーボンの品番を落とした
セカンドグレードやサードグレードが発表され50万円前後で手に入るんじゃないかと期待しています
価格破壊はスペシャライズド、TREK、Cerveloでは絶対に真似できないことです
Covidも3シーズン目をむかえ世界のあちこちでトライアスロンが戻りつつあります
完全に止まっていた時計の針が進み始めたこのタイミングで
トライアスロンブーム再燃を見越したGiantのマーケティング戦略に拍手を送りたいです
Giantに先駆けてセカンドグレードを投入したのがQuintanaRoo
昨年11月にローンチしたV-PRの弟分としてX-PRを投入してきました
機会式アルテグラ11Sなら$5,690(¥675,350)
12SのDi2なら$7,635(¥992,550)です
写真のようにカーボンディープリムやハンドルやハイドレーションを追加すると
100万円超えちゃいますが戦略的な価格帯です
ところでもうひとりの有力候補イデンは同じGiantのサポートなのに
従来型のTrinity(リムブレーキ)で出走するようです
(triathlete. comより転載)
両雄の激突に胸躍る週末がいよいよやってきますね
2022シーズンのもうひとつの大イベントはKonaです
おそらく2023ローンチのプロダクトが多く発表されるはずです
今年は1年のうちに2回も新製品投入が行われる当たり年ですね
(ツールを入れたら3回もあるんです)
ワクワクが止まりません♪
昨日のworkout
ラン3km