どこの大会でも10位以内でスイムアップするFJ井さん
氏の練習メニューは100m x20本
90秒もちを74秒で返ってくる怪物です
私は25m毎に6.5秒ずつ離される計算になります
明らかに違うはずなのに良い泳ぎに対する知見がないので差異が分かりません
スイムの重要ポイントが分からないから私は遅いんだな
だったら速い人と比べて観察すれば良いと思いYoutubeを漁ってみました
100mを60秒切るなんて同じ人間とは思えませんが
それを2ビートでやっちゃう人もいるんですね
それでも日本選手権に出場できないって言うんですから
100秒かかる私とは住む世界が異なります
膝が沈んで足首が直角
これだけで5秒/25m損しているのかもしれません
足首が固くてまっすぐ伸びないのですが内股にすればマシになります
頭で分かっていても水中では再現できないんだよね
プルブイ挟んで足をクロスさせれば膝の下がりと足首直角問題はマシになるけど
だからといって19秒/25mでは泳げないんです
ピッチと掻くタイミングも違いますがこれも差が大きいのかな?
船を思い浮かべてカーフェリーのような寸胴タイプでは速く進みません
漕艇のように前投影面積を細く薄くすれば良いのだけれど
・ローリングで水面下体積を減らす
・肩を前に入れて切っ先で受け流す
・脚を閉じて細くする
動きが中途半端なのか抵抗は減りません
プルが力不足です
キックに至っては足首が伸びないので打っても前に進みません
良い泳ぎを知り
脳内再生して
動きに再現する
たったそれだけのことなのにスイムって難しいです
考えて考えてピンっときたことはクロカンスキーの経験
同じように滑っていても板を長く滑らそうとすると
重心はスキー板の真ん中
糸1本の上に乗らねばならない繊細な作業です
細部にこそ動きを司る重要なポイントが宿る
スイムだった同じはずです
もっとダイナミックに動かさなきゃ速くならないです
分かったような分からんにょうな思考を悶々とつづけています
昨日のworkout
スイム3km
ラン8km
今夜は絶対泳ぎたい
上原中学は速いコースがなかったのでスポセンへ行きました
先に魚雷さんが泳いでいたので邪魔しないようにそろりそろり
後ろを気にしながら泳ぎました
区間距離は相手に合わせて泳ぐので100m x10は叶いません
そこに見知らぬアラブ人が登場
この方がコース割を理解していなくて遅いのなんの
魚雷さんはメニューが終わったのか退水しちゃいました
残された私はプールエンド手前で折り返すなど工夫しましたが
5分の退水休憩時間に注意した方がよさそうだと思い声を掛けました
彼はマルコ
南スペインのグラナダ出身のアラブ系スペイン人
スイムは10歳の頃に泳いでいたけどブランクがあって今は週2回泳いでいるとのこと
スペイン人で知っているのはハビエル・ゴメス
私はアイアンマンに出場していることとゴメスを知っているか訊ねましたが
ご存知ありませんでしたw
フランスのチーズメーカーに努めているからEU圏の国々が好きだけど
行ったことがないしスペインにも行ったことないとか色々話しました
結局、注意する暇がなかったんですが再入水の時に彼は遅いコースに移動して
私に譲ってくれました
平和的に解決したことと友達ができたことでハッピーな時間でした
また会えると良いですね