ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

怒涛の卓球三昧な週末

中学で卓球部に籍を置く長女。ラケットを新調するために北千里の専門店へ一緒に出かける。
長女はネットでクチコミ評価の高いものを下調べし、予算の半分は小遣い貯金(もう半分は
小遣い前借り)。この心意気、知らぬ間に立派になったもんだ。

さて、立ち寄った専門店。ここが本当に良い店で、話好きで面倒見の良さそうな親父さんと奥さん。
写真現像、クリーニング受付もある昔懐かしの商店てな感じで、素朴な店構え(笑)。

今使っているラケットについて深く訊かれ、下調べしてきた品名を伝えると、不向きなタイプらしい。
そこから・・・ラケットの握り方や木目、素材の特性など講義の始まり。
講義の後は候補モデルが20本くらい出てきて、ラバー無しの状態でピン球の跳ねを確かめて
フィーリングの合うものを選ぶことになる。(ここまでしてくれる店ってあるの?)

長女のクラブには卓球の専門家がいないのと、下調べをするくらい熱心なこともあいまって
候補を2つに絞るまでに2時間を要す。(自腹ってのが更に熱心にさせる)

付き添いの私も、なぜかピン球の跳ねを確かめさせてもらったり、握り方を教わったり
親父さんに気に入ってもらってラバーのメンテナンス用品やら耐久性を教わる(爆)
午後からは軒先に卓球台を設置し、弟子選手が集まって来て閉店までの6時間練習するらしい。
長女の目はハートマーク。親父さんを質問攻めにして午後も居たいと言いだす。
一緒に来た長男と家内はさすがにギブアップ気味。支払いを済ませて、ラバーを張り終えた後の
引き取りは一旦出直してから、長女ひとりで行かすことにする。

(4時間後)
戻ってきた長女の話では、高校男子ばかりでレベルが高過ぎてゲームは参加できなかったが
たくさん教えてもらったようだ。クラブもあるので毎日通うのは難しいが、週1で行きたいらしい。
自転車買い替えを考えていたところで、通わなくなっても市内の遠征であちこち行くからムダには
ならないと信じ、カゴ付き5速のシティサイクルをプレゼントする約束をする。

(翌日)
朝から霧雨。家族で片山体育館に出かけ卓球をする。次女と長男は奥さんに任せ、長女の
お相手を仰せつかる。今まで長女には負けた事はないが、下ろしたてのラバーの威力は
凄まじくペンでは勝負にならない。中2で父を超えさせる訳には行かないので、シェイクに
持ち替えて大人気ない応戦。どうにか2-0で面目を保つことができた。


成績を残せる選手に成れなくても、情熱を持ち一所懸命になれることは素晴らしいと思う。
頑張り続ければ思いがけない幸運に巡り会う事も体験してもらいたいので、
ちょっとだけ応援してあげよう。