ブルゴーニュの走り書き

皆生トライアスロン、関西シクロクロス。通勤ラン、通勤バイクなんかも語っちゃえ!

(驚)Garmin 735XT にランニングパワーメーターを装備できる

 いやー、驚きました。
ガーミンにランニングパワーメーターを装備できるんですね。


事の発端は、価格コムの記事。

ガーミン/スント/ポラールの「GPSウォッチ」上位機種ガチ比較




ポラールの最新機種Vantage Vは、ウォッチ単体でランニングのパワー値を測れるんだぁって


シェアした記事にコメントつけたら

HRDさんから「735にも装備できますよ」って教えてもらいました。






それまでの私の認識では、専用のポッドもしくは加速度センサー付きトランスミッターを買い足せばランニングのパワー値が計測できると思っていました。






ところがAppを追加するだけで即座に対応できるんです。






屋内プールでターンの数から距離を測ったり、ストローク数を測れるんですから

735XTには元々加速度センサーが組み込まれているんでしょうね。










■インストール方法






Step 1






スマホ用アプリ「Garmin Connect」のトップ画面右下角にある

「詳細」→「Connect IQ ストア」→「検索」

→「キーワードはrunning power、AppタイプはData Fields」

→「Running Power Estimator」をスマホにダウンロード







 


Step 2


Garmin Connect」を使ってGarmin(私の場合、735XT)と同期


 


Step 3

Garminの「Menu」→「Active Settting」→「Data Screen」→

お好きなScreenの任意の位置に「Runpower」をセットすれば完成です。





■計測結果






ウォッチ画面で常時確認もできますし、走り終わった後のGarmin Connectのデータにも

ランニングのパワー値が反映されます。


 

TrainingPeaks には、ランニング パワー値が反映されませんでした。

なぜなんでしょう?






■(ランナー向け)パワー値が計測できると何がスゴイの?



トライアスリートおよびサイクリストには認知されているパワーメーターですが、

ランナーにとっては未知のシロモノです。

何がスゴイかって言いますとペースコントロールが簡単になるってことです。


ランナーにとってのペースコントロールは、ハートレイトモニターやGPSストライドセンサーで

計測されていると思います。これら従来の方法には課題があります。

心拍数は当日の体調や精神状態により上下動します。

(レースではハイテンションで心拍数あがりますよね)


また、負荷を上げた結果、酸素を筋肉に運ぶ必要が高まり心拍数が上がるというプロセスを踏むため

心拍数に変化が現れるまでのタイムラグがオーバーペースになってしまいます。


GPSストライドセンサーでペースをコントロールすると

コースの傾斜によって負荷の増減が起こります。


その点、パワーメーターなら一歩一歩のパワー値をリアルタイムでモニタリングでき、

傾斜や風による影響を受けることなくターゲットゾーンの出力を容易に

コントロールすることができるんです。


また、1時間の最大仕事量(FTP)を計測すると、ロングディスタンスならFTPの○○%、

オリンピックディスタンスならFTPの○○%という目安が確立されているので

遠回りせずに最適解へ近づくことができます。


ただし、上記は自転車に限った話で、

ランニングのパワーメーターはサンプル数が少なく理論も発展途上段階にあります。





■それでも胸躍る


発展途上段階の理論に加え、機材においても選択肢が限られており

普及するにはもう少し時間を要すると思います。

それでも新しいもの好きのトライアスリート

ランニングパワーメーターに胸躍るのです!(^^)!


測定したデータを観ると最大値はちょっと大げさ過ぎます。

バイクのパワー値と相関性は分かりませんし、サンプルを蓄えて

これから情報収集に努めます。





昨日のworkout

スイム3.1km

ラン6km